ショートしてバッテリーに引火か!? MotoE ワールドカップのオフィシャルテスト夜間に火災発生でマシン全18台が全焼!!


MotoE ワールドカップのオフィシャルテストが3月13日~15日の日程で、スペインのへレスサーキットで行なっていたのですが、初日のテストが終わった深夜、3月14日の0:15分頃に火災が発生し、サーキットに持ち込まれていた18台全てのマシンが全焼してしまいました。
前回行われた第1回テストでは、1チームに1台しかマシンが用意できず、2人を起用するチームは2人で1台のバイクを使用しました。
今回のテストから全員に1台ずつバイクが用意され、本格的にライダーたちがテストを行える矢先の事故となってしまいました・・・

3月15日 追記
現在、調査が続く火災の原因や出火元などに関して、調査結果を48時間以内に発表予定しているそうです。
火災が発生した際は、E-パドック内で電動バイクへの充電がされていなかったことが確認されました。
また、今シーズンのMotoE ワールドカップは予定通りに開催されると発表もありました。
開幕戦を予定していたヘレス・サーキットでの開催は見送られ、開催日程を修正し 近日中に発表される予定です。

3月17日追記
出荷原因は、配線のショートから高密度バッテリーから発火が原因と指摘されています。
詳しくは、記事の最後の方に記載しています。

3月27日追記
新しいMotoE ワールドカップの開催日程が発表されました。
詳しくは、記事の最後の方に記載しています。


MotoE ワールドカップのE-パドック 火災の様子








画像の通り、炎はサーキット内に設置された"E-パドック"を包み、レースで使われる"エネルジカ・エゴ・コルセ"のほか、多くの機材が全焼して"E-パドック"の鉄骨のみが虚しく残っています・・・・
どうやら、一緒に置いていたライダーたちの装備品なども全て燃えてしまったようです・・・
ちなみに、MotoE ワールドカップの初日に行われたテスト結果は以下の通りです。

MotoE ワールドカップ ヘレステスト初日結果


1. エリック・グラナド     1:45.984(20LAP)
2. ニキ・トゥーリ       +0.433(22LAP)
3. ヘクトール・ガルゾ     +0.497(18LAP)
4. マイク・ディ・メッリオ   +0.545(17LAP)
5. アレックス・デアンジェリス +0.591(20LAP)
6. ジョシュ・フック      +0.779(15LAP)
7. ランディ・ド・プニエ    +0.802(19LAP)
8. ブラッドリー・スミス    +1.032(13LAP)
9. ジェスコ・ラフィン     +1.394(19LAP)
10. ロレンソ・サバトーリ   +1.503(23LAP)
11. ニコラス・テロル     +1.647(18LAP)
12. ニッコロー・カネパ    +1.695(19LAP)
13. シャビエル・シメオン   +2.033(20LAP)
14. マッテオ・カサディー   +2.154(19LAP)
15. ケニー・フォーレイ    +2.311(21LAP)
16. セテ・ジベルナウ     +2.404(20LAP)
17. マッテオ・フェラーリ   +2.474(19LAP)
18. マリア・エレーラ     +4.960(13LAP)

今回の火災で、テスト運営者やライダー、サーキットの関係者などに怪我は無いようで、現在火災の原因を調査中との事です。
勿論、予定されていた2日目以降のテストは中止となりました。


MotoE ワールドカップの充電方法については、公式スマートチャージ・パートナーであるエネルXから、マシンごとにセミモバイルユニットとモバイルユニットで構成される "ジュース・ロール"というモバイル チャージ ソリューションで行います。
また、"セミモバイルユニット"がEパドックに設置され、セッション間のマシンの充電に使用される事となっています。
私の個人的なカンですが、どうもこの辺のユニットが火を噴いたような気がします・・・

今回発生した火災の原因や開催日程などに関しては、後日あらためて報告される様なのですが、MotoE ワールドカップの最初のレースは、5月3日〜5日の日程でヘレスサーキットで行われるスペインGPの予定となっていますが、予定通り開催することができるのでしょうか?

3月15日 追記
現在、調査が続く火災の原因や出火元などに関して、調査結果を48時間以内に発表予定しているそうです。
火災が発生した際は、E-パドック内で電動バイクへの充電がされていなかったことが確認されました。
また、今シーズンのMotoE ワールドカップは予定通りに開催されると発表もありました。
開幕戦を予定していたヘレス・サーキットでの開催は見送られ、開催日程を修正し 近日中に発表される予定です。

3月17日追記
現在、火災の原因を調査する地元警察からの公式的な報告を待っていますが、火災の原因に関する初期証拠から主な出火の原因は、ショートサーキット(短絡)だった可能性が指摘されています。ショートサーキットの原因は、まだ特定されていませんが、火災が発生し、テストで使用される高性能充電器の一部である高密度バッテリーに引火したと予想されています。

3月27日追記
新しいMotoE ワールドカップの開催日程が発表されました。
開催日程は以下の通りです。

MotoE ワールドカップ 開催日程

第1戦 ドイツGP(7月5日~7日)
第2戦 オーストリアGP(8月9日~11日)
第3戦 イタリアGP(9月13日~15日)※2レース開催
最終戦 スペインGP(11月15日~17日)※2レース開催



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