MotoEワールドカップ参戦ライダー達のヘレステスト後のコメント!



11月23日~25日の日程でmoto2クラスとMotoEワールドカップは、ヘレス・サーキットで2019年シーズン最初のテストが行われました。

MotoEワールドカップに参戦するライダーは、今回のヘレステストで電動バイクの"エネルジカ・エゴ・コルセ"に初めて乗り、各ライダーがどの様なコメントを出すのか非常に気になっていたのですが、デ・アンジェリス、サバトーリ、ジベルナウ、ド・プニエ、ディ・メッリオ、スミスの5名からコメントが出ているので紹介したいと思います。

また、明日28日からはヘレス・サーキットでMotoGPクラスの第2回オフィシャルテストが行われるので、明日からのテストも注目ですね。




MotoEワールドカップのヘレステストの結果ですが、初日はこちらのページ、2日目はこちらのページ、3日目はこちらのページに掲載していますので参考にしてください。



アレックス・デ・アンジェリスのコメント
「天候が悪かったにも関わらず、フィーリングはポジティブでした。
フルドライのコンディションで走れたのは、僅か1度のセッションだけでしたが楽しかったです。
3月にヘレスに戻って来て、チームと一緒に仕事を再開する機会が待ち切れません。」




ロレンソ・サバトーリのコメント
「バイクに乗れる時間が多くなかったと認めなければいけませんが、テストはポジティブでした。
バイクの挙動と方向性を理解することが重要ですね。
最終日は初日よりも雨の中でより多くの時間を過ごすことができ、ミシュランタイヤを初めて試す機会となりました。
決定的に重要で刺激的なテストでした。
次にバイクに乗る機会が待ち切れません。」




セテ・ジベルナウのコメント
「レーシングバイクに乗ったのは久しぶりです。
身体の中に息を吹き込むことから始め、ものごとが進むのが早かったので、全ての感覚を繋ぎ合わせるのに苦労しましたが、すごく楽しかったです。
こんなに楽しかったのは本当に久しぶりです。

バイクは全ての分野において、驚きを与えてくれました。
想像していた以上に楽しいバイクです。
重量がありますがバイクの上で楽しむことができ、初乗りに満足しています。
ラップタイムが非常に接近したカテゴリーとなるでしょう。
次回のテストに向けて準備を整え、作業を続けます。」





ランディ・ド・プニエのコメント
「初めてのテストは非常に興味深かったです。
天候に関してはあまり運がなく、運営側から各チームに対して1台のバイクが供給されたことから、僕たちのように2人を起用するチームは、2人で1台を共有したことで、トラックでの走行時間があまりありませんでした。
セッション中にライダーを交替すると、多くの変更を強いられることから、1人だけのチームと比較すれば時間がありませんでした。

そのような状況の中でしたが、フィーリングは良くペースも良かったです。
自信があります。
チーム内の雰囲気は最高です。
チームメイトはクールなので(ニッコロー・カネパ)、僕たちは来季良い成績を収めることができるでしょう。
初戦までに2度のテストが残っています。
改善の時間があり、各自にバイクが準備されれば仕事が容易になり、ラップタイムを良くすることができるでしょう。」




マイク・ディ・メリオのコメント
「今回のテストの進み方がとても嬉しいです。
天候は完璧ではありませんでしたが、この3日間でポジティブな結論を出すことができました。
最終日にはウェット路面で大きく改良できました。
バイクのバランスを見つけるために必要なことがハッキリと見え始めました。
最後のセッションとなったミックスコンディションでベストタイムをマークできました。
これは大きな励みをもたらせてくれる結果です。

セットアップに関して良い前進を果たせ、調整する度に良くなりました。
バイクのフィーリングは乗り慣れているものと大きく違いますが、今回の体験を思いっきり楽しみました。
連日トップ3以内でフィニッシュでき、これ以上にない形でチャンピオンシップの新しい一歩を始められました。」




ブラッドリー・スミスのコメント
「最終日の仕事もとても嬉しいです。
午前のセッションで速いタイムをマークでき、バイクの良い感触を得ました。
午後のミックスコンディションではマッピングに関して参考となるデータが収集でき、次回のテストに向けて異なるセットアップを試してみました。

最後のセッションは水溜りがありましたが、スリックタイヤを履いて非常に戦闘的な走りができました。
今回のテストに満足しています。
常に上位に進出でき、バイクの知識が増しました。
方向性と改良するところが解かったので、新しいチームと一緒に3月にヘレス・サーキットに戻って来るのが待ち遠しいです。」

とのコメントが各ライダーから発表されています。
ジベルナウのコメントにもあるのですが、エネルジカの"エゴ コルセ"で行われるワンメイクレースなので、ラップタイムが非常に接近したカテゴリーとなるのは明白だと思います。

その中で、どのチームがマシンの特性を理解し、どのライダーが自分に合ったセッティングを出せるかがキーポイントとなってくるでしょうから、このカテゴリーのテストは本当に重要だと思います。
そんな中、各チームに対して1台しかマシンが供給されなかったのはライダーにとって辛かったと思います。

ちなみに次回のテストからは、ライダー全員にバイクが割り当てられるそうです。
明日からは、MotoEワールドカップのテストが行われたヘレス・サーキットでMotoGPクラスの第2回オフィシャルテストが開催されるので、スミスは大忙しですね・・・
ロレンソの手の回復具合も前回のバレンシアテストよりも良くなっているでしょうし、MotoGPクラスのヘレステストも非常に楽しみです!


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