大久保 光選手がAP250クラスへワイルドカード参戦!今日から始まるARRC最終戦タイROUNDについて!


11月30日~12月1日の日程で、2019年シーズン最後の選手権となるARRC(アジア・ロードレース選手権)の最終戦であるタイROUNDがチャーン・インターナショナルサーキットで開催されます。
今回のARRC最終戦には、2020年シーズンもスーパースポーツ世界選手権にPTR HONDAから参戦が決まっている大久保 光選手がAP250クラスにワイルドカード参戦します。
今回の参戦にあたり、大久保選手が乗るマシンですが、インドのバイクメーカーであるTVS MotorのApache RR310を駆っての参戦となります。
単気筒の車両での参戦となりますが、大久保選手がどんな走りを見せてくれるか非常に楽しみです。
また、今年から新たに新設されたASB1000クラスですがブロック・パークスとアズラン・シャー・カマルザマンのタイトル争いが、最終戦で決着が付きます!
今の所、パークス優勢でチャンピオンシップが進んでいますが、アズランは信じられない底力を発揮するライダーなので、ASB1000クラスのタイトル争いからも目が離せない最終戦となっております。
簡単ではありますが、今日は2019年シーズン最後の選手権となるARRC(アジア・ロードレース選手権)の最終戦であるタイROUNDのコース紹介と、ASB1000クラスのパークスとアズランのポイント差、大久保選手がAP250クラスで乗るApache RR310について紹介したいと思います。


ARRC 第7戦 タイROUND 金曜日 フリープラクティス 動画





チャーン・インターナショナル サーキットのコース紹介


チャーン・インターナショナル サーキットは、同地に所在するサッカークラブであるブリーラム・ユナイテッドFCの系列に連なるサーキットで、当初のサーキット名称もチーム名に由来しています。
オーナーも同じネウィン・チドチョブ氏が務めるほか、立地も同チームのホームスタジアムであるニュー・アイモバイル・スタジアムの裏手にあります。
サーキットの設計はヘルマン・ティルケ氏が行い、建設費は約62億円におよびました。
国際自動車連盟グレード1Tを取得しており、コースの分割も可能です。
グレード1Tの取得によりF1のテスト走行での利用も可能となっており、当初はF1の開催は「想定していない」としていましたが、サーキットの運営会社では2014年に入りF1関連のコンサルタントと相次いで契約しており、F1開催の可能性も視野に入れているようです。
敷地内には他にドラッグレース用の直線走路や、モトクロス用のダートトラックも設けられています。
バイクレースファンとして残念な点が1つあるのですが、ピットエリアがメインスタンドの真下にあるため、全体的に高低差の無いコースの全景がグランドスタンドから見ることができる反面、ピットワークを見ることができないサーキットです。



コース長:4.554Km
コース幅:12m
コーナー数:12 (右コーナー:7 左コーナー:5)
ホームストレート:1000m


最終戦までタイトル争いが続いているASB1000クラスですが、現在ランキングトップのブロック・パークスとアズラン・シャー・カマルザマンのポイント差ですが、パークスが212pt、アズランが193ptとなっており、アズランが19pt差を追う形となっています。



最終戦の舞台のチャーン・インターナショナル サーキットですが、今シーズンのARRC 第3戦の舞台でもあり、前回のレースではアズランがダブルウィンを達成しており、アズランの得意とするサーキットです。

未だにARRCを旧型のS1000RRで戦うアズランですが、今シーズン初開催となったASB1000クラスの開幕3日前にバイクが到着するという 非常に厳しいシーズンのスタートを切ったにもかかわらず、アズランの懸命の走りが認められ、ARRC 第5戦からBMW Motorradがアズランへオフィシャルサポートを提供しています。



本当に今シーズンのアズランは逆境も多かったですが、最終戦まで良く戦ってきたと思います!
ここまで来たら、長嶋巨人軍なみのメイクミラクルで逆転タイトルを獲得して欲しいと思います!



また、AP250クラスへワイルドカード参戦する大久保 光選手の乗るマシンですが、インドのバイクメーカーであるTVS MotorのApache RR310を駆っての参戦となります。



TVS MotorのApache RR310は、BMW G310Rのエンジンを載せた単気筒312ccのバイクですが、 31 racingのマシンは原型が全く無く、メチャクチャかっこいいですね!





31 racingのApache RR310紹介動画




エアクリーナーボックスに伸びるラムエアの吸気ダクトが、めっちゃセクシーです!
果たして、大久保選手が決勝レースでどんな走りを見せてくれるのでしょうか!?
非常に楽しみです!


最後になりますが、2019年シーズン最後の選手権となるARRC最終戦 タイROUNDのタイムスケジュールは以下のとおりです。


ARRC 第7戦 タイROUND タイムスケジュール


11月30日(
10:30~10:40 UB150 ARRC Warm Up
10:50~11:20 AP250 ARRC Qualifying
11:30~12:00 SS600 ARRC Qualifying
12:10~12:40 UB150 ARRC Superpole
12:50~13:30 ASB1000 ARRC Qualifying
13:40~14:00 HONDA Thailand Talent Cup National Qualifying
14:10~14:40 Pit Walk
15:10~ UB150 ARRC Race 1 – 8 Laps
15:55~ AP250 ARRC Race 1 – 10 Laps
16:45~ SS600 ARRC Race 1 – 12 Laps
17:45~ ASB1000 ARRC Race 1 – 13 Laps
18:40~ HONDA Thailand Talent Cup National Race 1 – 15 Laps

12月1日(
11:00~11:15 HONDA Thailand Talent Cup National Warm Up
11:25~11:35  UB150 ARRC Warm Up
11:45~11:55 AP250 ARRC Warm Up
12:05~12:20 SS600 ARRC Warm Up
12:30~12:50 ASB1000 ARRC Warm Up
13:20~     HONDA Thailand Talent Cup National Race 2 – 15 Laps
14:00~14:40 Pit Walk
15:15~ UB150 ARRC Race 2 – 8 Laps
16:05~ AP250 ARRC Race 2 – 10 Laps
17:05~ SS600 ARRC Race 2 – 12 Laps
18:10~ ASB1000 ARRC Race 2 – 13 Laps



コメント

  1. ダクトのうねりがたまらずセクシー

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    1. ダクトもメッチャ大きくて、ラムエア効かせまくってるんでしょうねぇ・・・
      メッチャかっこいいです。

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