MotoGP第16戦 日本GP 初日を終えた選手のコメントとBSB 第12戦 ブランズハッチGP ROUND初日結果!


10月18日~20日の日程でツインリンクもてぎでMotoGP第16戦 日本GPが開催されています。
また、同じ日程で2019年シーズンのブリティッシュ スーパーバイク選手権(BSB)の最終戦となる 第12戦 ブランズハッチGP ROUNDが開催されています。
MotoGP第16戦 日本GPの各クラスの初日のリザルトは昨日紹介しましたが、一夜明けてMotoGPクラスの選手より初日のセッションを終えてコメントが出ているので紹介したいと思います。
また、昨日行われたBSB 第12戦 ブランズハッチGP ROUNDの初日結果と両選手権の本日以降のタイムスケジュールも合わせて紹介したいと思います。



BSB 第12戦 ブランズハッチGP ROUND FP1結果

※画像クリックで拡大します。



BSB 第12戦 ブランズハッチGP ROUND FP2結果

※画像クリックで拡大します。









BSB 最終戦 ブランズハッチGP ROUNDの初日は、時折雨が降る難しいコンディションで行われました。
FP1は路面がガッツリ濡れた状況で終始行われ、FP2は所によっては路面が乾いていたそうなのですが、セッション終了3分前に軽く雨が降りタイムアタックするのが少々困難な状況だったそうです。
初日総合1番手となった "ブランズ・マスター"の異名を持つ ジョシュ・ブルックスよりコメントが出ているので紹介したいと思います。


以下、BSB公式HPより

ジョシュ・ブルックスのコメント(BSB 第12戦 ブランズハッチGP 初日トップタイム)

「FP1は明らかに最後までトラックが濡れていました。
セッションの最後の方は路面がやや乾きましたが、タイヤを交換するのに十分ではなかったので、ウェットタイヤで良い感じが得られました。
とても寒かったので、ウェットコンディションでの基準となるタイムを設定することさえ難かったのですが、皆同じ用に苦戦していました。

午後のセッションでは、ドライコンディションでのタイムが確保できたのはとても良かったです。
完全に乾いたわけではありませんでしたが、スリックタイヤで走らせることができるほど十分に乾いていたので、ウェットコンディションで行われると思っていたので理想的でした。

このような状況でも、バイクに良い感触が得られていると感じました。
今年の初めにここで走ったセットアップデータがあります。
なので今日の午後は、少し違うことを試してみました。
明日は強力な選択肢が2つあります。
予選と決勝レース1に向けて準備を進めて行きます。」


とのコメントが出ています。
ブルックスは得意コースだけあって、難しいコンディションでもしっかりタイムを出してくるところは流石です!
コンディション次第では、ブルックスの逆転タイトル獲得も十分有り得そうですね!!




さて、同じ日程で行われているMotoGP第16戦 日本GPですが、一夜明けてMotoGPクラスの選手より初日のセッションを終えてコメントが出ているので紹介したいと思います。


以下、MotoGP公式HPより

ファビオ・クアルタラロのコメント(日本GP 初日総合1番手)

「全体的にとてもポジティブな1日となりました。
FP1はブレーキングポイントを見つけることに苦しみ簡単でに行きませんでしたが、FP2では中古タイヤを履き、良いペースを掴み 好タイムをマークできました。

最後に新品タイヤに履き替え、今日のベストタイムをマークしました。
明日は雨が予報されていることから、暫定ですがQ2に進出することが非常に重要でした。」




マーベリック・ビニャーレスのコメント(日本GP 初日総合2番手)

「とても嬉しいです。
今日はとてもポジティブでバイクで沢山のことを試しました。
明日の天候がどうなるのか解らないので、色々試せた事がポジティブです。
FP1もFP2もバイクのフィーリングが本当に良かったですが、もう一歩前進しなければいけません。
バイクを改善する最善の手段を理解する必要があります。

ウェットコンディションでも速く走れるように挑みます。
これは私たちの強みの1つで、いつも上位に進出することができるので、明日の目標は雨が降っても1列目獲得です。

今日は心拍数を表示するモニターが搭載されていて、最も苦戦するブレーキングで心拍数が早くなることを感じました。」




バレンティーノ・ロッシのコメント(日本GP 初日総合5番手)

「明日の天気予報は非常に悪いようなので、最後にタイムアタックできるように少し時間をセーブしていましたが、1号車にブレーキの問題が発生してしまったのは不運でした。
タイヤを外して、少しセットアップが違う2号車に装着する必要があり、2ラップ目の4コーナまでは、僅かコンマ1秒差でした。
良いタイムを記録し、トップ10に入ることは明日に向けて非常に重要となります。
それ以外はそれほど悪くないです。

ペースはとても良いです。
多くのライダーたちがリアにソフトタイヤを使用していることから、いつものようにタイヤを理解する必要があります。
作業を続けなければいけませんが、ペースはとても良いです。
初日はとてもポジティブでした。」





マルク・マルケスのコメント(日本GP 初日総合3番手)

「1ラップ目に転びそうになり、現実に引き戻されました。
ベストな1日ではなかったですね。
特にFP2は悪く、それでも私たちは3番手で初日を終われました。
テストの考え方を少し変え、幾つかのことを試しながらボックスに何度も入り、少し混乱しましたが、ヤマハ勢に追いつくために作業を続けなければいけません。

ヤマハ勢の2台が速いですね。
ファビオとマーベリックがレベルを設定しています。
2人が速いときは、彼らに追いつくためにプッシュします。
新品タイヤを装着したヤマハは非常に速いです。
バレンティーノとモルビデリが新品タイヤを履いたとき、ラップタイムを大きく伸ばせることを証明しています。





アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(日本GP 初日総合4番手)

「順調なスタートを切れました。
もてぎでバイクはとても良く機能しています。
スピードがありますが今年は良いペースで走るライダーたちが多いので、レースに向けて準備を整えれるように細かいところの改善が必要です。

午後は不運にも寒かったです。

午前と同じようにタイヤが働かなかったのですが、私たちは良い仕事をしてますし、改善の余地があります。
今週末には自信があります。





アレックス・リンス(日本GP 初日総合11番手)

「今日はとても良かったです。
大好きなトラックで、もう一度走れたことが嬉しいです。
Q2に直接進むことを逃しましたが、明日もう一度挑みます。
それでも、全体的なペースが良いのが嬉しいです。

Q2で異なるセットアップを試してみましたが、最終的なフィーリングはそれほど好きになれなかったので、元に戻し トップ10入りを逃してしまいました。
このトラックは私たちのバイクに合います。
良いグリッドポジションを獲得したいです。」


とのコメントが各ライダーより発表されています。
マルケスがコメントで「新品タイヤを装着したヤマハは非常に速いです。
バレンティーノとモルビデリが新品タイヤを履いたとき、ラップタイムを大きく伸ばせることを証明しています。」と述べていますが、問題は決勝レースでYZR-M1のグリップが持つかどうかですね・・・
タイヤが減ってくると、フィーリングが悪くなり苦戦するのが今季のM1のようなので、その辺がもてぎの決勝レースで どう影響してくるかがポイントになると思います。

最後になりますが、MotoGP第16戦 日本GPの本日以降のタイムスケジュールとBSB 第12戦 ブランズハッチGP ROUNDのタイムスケジュールは以下のとおりです。



MotoGP第16戦 日本GP タイムスケジュール


10月19日(
09:00~09:40 Moto3クラス FP3
09:55~10:35 Moto2クラス FP3
10:50~11:35 MotoGPクラス FP3
12:35~12:50 Moto3クラス Q1
13:00~13:15 Moto3クラス Q2
13:30~13:45 Moto2クラス Q1
13:55~14:10 Moto2クラス Q2
14:25~14:55 MotoGPクラス FP4
15:05~15:20 MotoGPクラス Q1
15:30~15:45 MotoGPクラス Q2

10月20日(
08:40~09:00 Moto3クラス Warm Up
09:10~09:30 Moto2クラス Warm Up
09:40~10:00 MotoGPクラス Warm Up
12:00~    Moto3クラス 決勝レース
13:20~    Moto2クラス 決勝レース
15:00~    MotoGPクラス 決勝レース



BSB 最終戦 ブランズハッチGP ROUND タイムスケジュール


(スーパーバイククラスのみ 掲載)
10月19日(
17:35~18:15 FP3
20:15~20:33 Q1
20:40~20:52 Q2
20:59~21:07 Q3
24:00~     決勝レース1 20周回

10月20日(
18:15~18:35 WUP
20:45~     決勝レース2 20周
24:00~     決勝レース3 20周




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コメント

  1. 調子がイマイチと言いながら下位に沈まず3番手をキープ
    じゃあ調子が良ければ・・・マシンとタイヤとメンタルが揃えばどんだけ速いくなるんだよマルケスはん

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    返信
    1. コメントありがとうございます。
      あのコンディションでも、しっかりとポールポジション獲得するマルケスは流石ですよね・・・
      来季になってもマルケスを止めるライダーが現れる気がしません・・・

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    2. ファビオ選手は今年1勝、2勝するかもしれませんが、まだまだマルケス選手には
      及ばないと思います。
      何故なら最後の最後で譲ってしまうからです。
      特攻してマルケス選手と自爆する覚悟でなければ、マルケス選手に危機感を抱かせることは
      無いと思います。
      レース後はファビオ選手は悔しがっています。
      それで終わりです。
      マルケス選手が近づいて来たら笑って握手をする。
      マルケス選手は余裕があり危機感を抱いていません。
      F1ドライバーのフェルスタッペン選手は、元F1世界チャンピオンに
      お前いつか人を56してしまうぞ、と自身のドライビングに警告を受けたことがありました。
      その時返した言葉が、あんただって人を56したくせに。(アクシデントでマーシャルが亡くなった)
      元F1チャンピオンは呆れていました。
      そのフェルスタッペン選手は今年2勝しています。
      いままでのF1世界チャンピオンは非難されて、それに屈せずに勝利してきました。
      ファビオ選手は今の所そこまでの度胸は無いと思います。
      マルケス選手が激怒して非難されるようになれば、一歩近づいたとも言えます。
      そして、あんただって・・・と言えるようになればもう一歩近づいたとも言えます。

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    3. コメントありがとうございます。
      私は残りの開催レースも少なくなってきているので、クアルタラロは勝てても1勝かなぁ~と思っています。

      私は昔から2輪レースばかり見ているので4輪には詳しくないのですが、確かにクアルタラロはイイ人すぎる気がします。
      クアルタラロのみならず、今のMotoGPって仲良しこよしの学校みたいですよね。
      GP500の時代はコース外でも火花バチバチで飛び交う心理戦。
      表彰式の前の殴り合いなど色々ありましたよね。

      まぁ、クアルタラロに性格変えろとは言いませんが、マルケスに何が何でも引かない走りを見せて、もっと存在をアピールして欲しい所です。

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