FIM世界耐久選手権（EWC）第2戦セパン8時間耐久レースにファン・デル・マーク 、モルビデリ、シャリンが参戦！！

12月13日～12月15日の日程で開催される 2019-2020 FIM世界耐久選手権（EWC）第2戦セパン8時間耐久レースにMotoGPライダーのフランコ・モルビデリとハフィス・シャリン、SBKライダーのマイケル・ファン・デル・マークがセパン・インターナショナル・サーキットが運営しているセパン・レーシング・チームから参戦することが発表されました。
12月に行われるセパン8時間耐久レースですが2019-2020シーズンから初開催となり、2020年の鈴鹿8耐に出場するための予選レースも兼ねており、セパン・レーシング・チームは2020年の鈴鹿8時間耐久ロードレースの出場権獲得を目指しています。
今日はFIM世界耐久選手権（EWC）第2戦セパン8時間耐久レースに参戦が発表された3名のライダーのコメントを紹介したいと思います。

フランコ・モルビデリのコメント

「耐久レースのフォーマットがどれだけ自分に合っているのか、とても興味深いですし、心から楽しみにしています。
新しい経験をするのは良いことですし、ラズランにこの参戦を打診された時、私が思ったことは「もちろんだ、断る理由はない！」でした。
ヤマハとセパン・レーシングチームは強力な組み合わせになるはずですし、また市販車ベースのバイクでレースができるのは素晴らしいことです。
バイクに乗ることは感覚を失わないためにも良いことなので、12月にレースができるのは嬉しいです。
以前、YZF-R1でトレーニングを受したことがあるので、どんな感じになるかは予想はつくのですが、耐久レース仕様のスーパーバイクはかなり違うことは承知しています。
この機会を大いに活用したいと思っています。」

マイケル・ファン・デル・マークのコメント

「12月にセパンでEWCが開催されるかもしれないことを知った時、最高のレースになることは分かっていたので、チームが声をかけてくれたことは本当に光栄です。
これほど偉大なチームと、チームの地元コースでレースができるなんて言葉にならない喜びです。
セパンは暑くて湿度が高く、本当に大変なレースになると思いますが、これも耐久レースのチャレンジの一つなので、とても楽みにしています。
自分の耐久レースでの経験をチームに活かせるように全力を尽くします。

優勝争いがしたいです。
とても強力な布陣ですが、賢明に一貫性を持たなくてはなりません。
自分たちが目指すのは、もちろんチームの母国レースで勝つことです。」

ハフィス・シャリンのコメント

「マレーシアで初めてのEWCレースに参加できることを、心から楽しみにしています。

鈴鹿8耐に参戦したことがあるので耐久レースは初めてではありませんが、母国のファンの前で乗るのは全く違うと思います。

自分の体力の限界を試すには絶好の機会です。

とても長く暑いレースになるでしょうし、最も重要なことは自分たちがチームとしてどのように取り組めるかだと思います。

いい仕事をするためにベストを尽くしますし、素晴らしいチームでチームメイトも最強です。

フランキー、マイケルと同じバイクに乗ることに、とてもワクワクしています。

2人とも優れたライダーですし、マイケルはヤマハでの経験が豊富です。

レースが待ち切れません。」

とのコメントが3名のライダーより発表されています。
セパン8時間耐久レースですが、同じ日程で4輪のレースのWTCRレース・オブ・マレーシアが開催されることになっています。
ハフィス・シャリンはWTCRレース・オブ・マレーシアにワイルドカードで参戦することが7月に決まっており、2輪の8時間耐久レースと4輪のスプリントレースの両方を走ることになります・・・

なんというハードスケジュール・・・

"マレーシアでシャリンの名前を知らない人はいない" と言われるくらいシャリンは有名人なので、シャリンに注目が集まり盛り上がることは間違いないでしょうが、体力的に大丈夫でしょうか？ 怪我のないことを祈ります。・・・

セパン8時間耐久レースでセパン・レーシング・チームが優勝したら2020年の鈴鹿8耐は、セパン・レーシング・チームとYAMAHA FACTORY RACING TEAMのビッグチームの2本立てになるのでしょうか！？
開催日程が12月ということもあり、各選手権がシーズンオフなので注目すべきレースになりそうです！



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