ヨハン・ザルコがシーズン途中で参戦終了！次戦からはミカ・カリオが参戦！！

MotoGP世界選手権は今週末に開催されるアラゴンGPも含めて、今シーズンあと6戦が開催予定となっていますがKTM PRESS CENTERによりますと、次回のアラゴンGPからヨハン・ザルコの代わりにテストライダーのミカ・カリオがザルコに変わり参戦をすることを発表しています。
一応、KTMのHPには "双方合意の下でのザルコの参戦打ち切り" と書かれており、KTMとしては開発作業を勧めていく必要があるので、テストライダーのミカ・カリオがザルコに変わって次戦のアラゴンGPから最終戦のバレンシアGPまで参戦するようです。
一応、ザルコの契約は今シーズン末まで継続されるようですが、事情が事情だけにザルコの来季への活動の足かせに見えてしまうのは私だけでしょうか・・・・？
ザルコの参戦終了とカリオの参戦について、KTM モータースポーツディレクターのピット・バイラー氏よりコメントが出ているので紹介したいと思います。

以下、MotoGP公式HPより

ピット・バイラー氏のコメント（KTM モータースポーツディレクター）

「現在、我々の構造はポジティブな方向に向かっており、我々が持っているリソースを可能な限り最善の手段で有効に使用することを確実にするために、決断を下す必要があります。

この時期にミカの知識と経験が助けになると信じています。

2020年シーズンをベストポジションからスタートさせるために、実際のレースコンディションでテスト結果を検証することが最優先事項となります。

ミカはRC16で能力を証明し、レーサーとして再びラインアップに加わることを嬉しく思っています。
ゼッケン82のバイクが新たなコンフィグレーションに集中する一方で、チャンピオンシップの終盤にポイント争いをすることに疑いはありません。

同時に、昨年11月から我々の野心的なプロジェクトに加わって以来、努力を尽くしてきたヨハンに感謝します。

我々は将来のことを考え、それに応じたステップをします。
ＫＴＭは2019年末までの契約終了までヨハンをサポートし、将来のベストを願っています。」

2019 #motogp news: https://t.co/jZx4ebgnRR pic.twitter.com/Z10IQVyibV

— KTM Factory Racing (@KTM_Racing) September 17, 2019

とのコメントが発表されています。
"2019年末までの契約終了までヨハンをサポート" って言ってますが、とてもそう思えないのは私だけでしょうか・・・・？

もしも、カリオが参戦中にトラブルがあったらペドロサが参戦なんて事になったら面白いんですが、ならないでしょうねぇ・・・

シーズン末まで契約を残すことに関しては、カリオの予備としてザルコをキープしておく意味もある感じもします・・・

ピット・バイラー・・・実に恐ろしい男ですね。




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