ドヴィジオーゾ劇的勝利!! MotoGP 第11戦 オーストリアGP決勝レース結果!


8月9日~11日の日程でレッドブル・リングでMotoGP第11戦 オーストリアGPが開催されました。
昨日行われたmoto2クラスの予選では、日本人選手の長島 哲太選手が見事ポールポジションを獲得し、決勝レースはみなさんと同じ様に期待して見ていたのですが、残念ながら4周目にチャビ・ビエルゲの転倒に巻き込まれ、リタイアとなってしまいました。
また、MotoGPクラスの決勝レースでは、最終ラップの最終コーナーまでトップ争いが繰り広げられ、歴史に残る大レースとなりました。
ちょっと個人的なことでバタバタしており、今日はリザルトとMotoGPクラスの選手のコメント掲載のみとなり申し訳ないのですが、簡単に昨日のレースを紹介したいと思います。




MotoGP 第11戦 オーストリアGP moto3クラス 決勝レース結果

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MotoGP 第11戦 オーストリアGP moto2クラス 決勝レース結果

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MotoGP 第11戦 オーストリアGP MotoEワールドカップ 決勝レース結果

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MotoGP 第11戦 オーストリアGP MotoGPクラス 決勝レース結果

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MotoGPクラスの選手より、決勝レース後にコメントが発表されているので紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより

アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(オーストリアGP 1位)

「この勝利は本当に重要だから、とても幸せです。
最後までタイヤ右側のグリップが良かったので、最終コーナーで信じられないオーバーテイクができました。
戦略は1ラップ目からアグレッシブに走ることでしたが、マルクは僕よりもアグレッシブでしたね。
彼は最初から自分のペースで走ろうとしていましたが、僕は常にリアクションを起こしました。

終盤、タイヤは彼の方が消耗していたと思います。
だから、最終コーナーであのクレイジーなオーバイテイクに挑むことができました。
全てが完璧だったのでドカティに感謝したいです。」



マルク・マルケスのコメント(オーストリアGP 2位)

リアにミディアムタイヤを選択するというミスを犯しました。
スタートして直ぐに、ソフトタイヤの方がミディアムタイヤよりグリップが良いことに気づき、ドヴィのタイヤの方が最後まで安定感がありましたが、僕は挑戦しました。

2位は良いリザルトです。
最後のコーナーで優勝を逃しましたが、ドヴィは信じられない働きをしました。
58pt差でオーストリアを後にしますが、この調子で続けなければいけません。」



ファビオ・クアルタラロのコメント(オーストリアGP 3位)

「正直、今日は表彰台を考えていませんでした。
良いスタートが切れて、上位に位置したときに表彰台獲得の可能性を考えました。
ソフトタイヤの選択は的中でしたが、オーバーヒートを回避するだけの十分な経験がまだないので、タイヤマネージメントは簡単ではありませんでした。

バレンティーノが後方から追いかけてきていたので、懸命にプッシュし、3位を確保するために十分なアドバンテージを得ることができました。
信じられないレースとなり、週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。」



バレンティーノ・ロッシのコメント(オーストリアGP 4位)

「あの週末の後で4位は良いリザルトです。
シュピールベルクは最も苦しむトラックですが、金曜の午前から過去と比べて戦闘力があり、決勝レースでは10番グリッドから幾つかのポジションを挽回できたのが良かったです。

不運だったのは上位陣が私よりも少しだけ速かったことですが、4位は良い結果です。
マーベリックとリンスが勢いに乗って巻き返してきましたが、彼らの前を維持することができ、グッドなレースでした。」



アレックス・リンスのコメント(オーストリアGP 6位)

「このレースは非常に難しくブレーキングで苦しみましたが、昨年と比較して結果を良くするという目標を達成しました。
その上、ポイントスタンディングでギャップを詰めることができました。

僕は常に全力を尽くすことを心がけています。
次戦に向けて、モチベーションは高いです。
シルバースートンは本当に楽しいので待ち切れません。」

との各者コメントを出しています。
次回のMotoGP世界選手権の開催ですが、8月23日~25日の日程でシルバーストーンサーキットで開催されるイギリスGPとなります。
今日は非常に簡単な記事となってしまい申し訳ないのですが、長島選手のリタイアは本当に残念でした。
レースなので仕方のないことですが、イギリスGPで是非ともオーストリアGPの再現をして欲しい所です!



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コメント

  1. 長島選手がイケメンだからってカマを掘るなんてビエルゲはそういう趣向なのか

    ドヴィはマルケスのタイヤが限界なのを見抜いてよくやったよ自画自賛したくなるのも分かる
    マルケスはタイヤ選択をミスってもあそこまで走れるのかとも思うけど

    しかしドカティのボックス内のはしゃぎ様はナントモ・・・ノリが苦手
    特にパオロ・チャバッティお前だ

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    1. コメントありがとうございます。
      いやぁ・・・気持ちも十分わかりますが、カマ堀り後のTwitterの荒れ具合は凄かったですね(笑)
      おっしゃる通り、マルケスがタイヤ選択を間違えなければ勝てたのではないかと私も思ってました。

      はしゃぎ方ハンパなかったですね。
      あんまりはしゃぐもんだから、マルケスもパルクフェルメでドカ陣営とハイタッチしてましたからね(笑)

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  2. ヤマハも上位とはいうもののスピードやタイム差は明らかですよね。
    V4と直4の物理的構造ハンデを埋めるという所を訴えて
    (※具体的には直4はバンク角の関係でV4の様にフライホイルを
     バラストの様に使いトランクションを調整できない為)
    来期から、直4はECUおよび電気関係の設定項目を多少増やすとか
    ないですかね~?ドカティばかり何年も優遇されていた事を考えると
    ヤマハとスズキが多少ハンデをもらっても良い気がするのですが~・・

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    1. 組長コメントありがとうございます。
      最近甥っ子がMotoGPにハマり、来ていたのでそちらに伺いたかったのですが、行けませんでした(号泣)
      おっしゃる通り、全ての元凶は共通ECUですからね・・・
      実際に共通ECUの導入で各メーカーの戦力差も縮まったのも事実ですが・・・・
      結局は興行収入が一番でしょうから、ドカティ並みにドルナへの裏工作や根回し、関係者へテッポウを打てば何とかなる気はしますが(笑)
      このままずっと不利が続いて、全てのマシンが一つのエンジン型式になるのだけは、やはり寂しいですよね。

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