バウディタ余裕の勝利!WSBK 第3戦 アラゴンROUNDの決勝レース動画と2日目結果!


4月5日~7日の日程で、WSBK 第3戦 アラゴンROUNDがモーターランド・アラゴンで開催されています。
今回の第3戦からWorldSSP300クラスは開幕戦となり、世界16カ国から50人を超えるライダーが参戦します!
WSSP300クラスのエントリーリストに関しては、コチラの記事にまとめていますので参考してください。
SBKクラスの公式予選では、アルバロ・バウディスタがポールポジションを獲得するも、王者ジョナサン・レイは10番手となりました。
予選2番手には昨年のWSSPクラスの王者サンドロ・コルテセが入り、3番手には今季からBMWに移籍したトム・サイクスが入り予想外の2名がフロントローに並びました。
今日は、昨日行われたWSBK 第3戦 アラゴンROUNDの各クラス公式予選の結果とSBKクラスの決勝レース1、SSP300クラスのラストチャンスレースの結果、SBKクラスの決勝レース1の動画を紹介したいと思います。


WSBK 第3戦 アラゴンROUND SSP300クラス グループA 公式予選結果

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WSBK 第3戦 アラゴンROUND SSP300クラス グループB 公式予選結果

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WSBK 第3戦 アラゴンROUND SSP300クラス ラストチャンスレース結果

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SSP300クラスに参戦している、日本人選手の岡谷 雄太選手はグループBだったのですが、グループAとグループBを合わせた上位30人に入れなかった為、ラストチャンスレースに出走することになりましたが、残念ながら4周目にリタイアとなってしまいました。
岡谷選手は今回の転倒で足を負傷(足関節腓骨遠位骨端線離開?)しているようで、バイクレースファンとしては早期回復を願うばかりです。



2グループ制になってSSP300クラスを始めて観戦したのですが、予選の際のコバンザメが昨年よりも目立ち、moto3よりも激しい印象があります。
小排気量クラスなので仕方ないと思うのですが、マシンの排気量も様々なSSP300クラスなので、自分のマシンの得意とする場所と他車の特性を考えながら頭を使ってタイムアタックする難しさがあるレースだと実感しました。
岡谷 雄太選手の次戦に期待したいと思います!



WSBK 第3戦 アラゴンROUND SSPクラス 公式予選結果

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SSPクラスの公式予選では、カリオ レーシングのトーマス・グラディンガーがポールポジションを獲得しました。
グラディンガーの後には、カリカスロ、クルメナッハー、クルーゼル、ビニャーレスと強敵が続いていますので、決勝レースは熾烈なトップ争いになりそうです。



SSPクラスに参戦している日本人選手の大久保 光選手は、早めにアタックを仕掛けて一時5番手に位置したのですが、大久保選手のアタックラップの後に各ライダーが次々とタイムを更新し、9番手となりました。
決勝レースで頑張って欲しいと思います!


WSBK 第3戦 アラゴンROUND SBKクラス 公式予選結果

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SBKクラスの公式予選結果ですが、アルバロ・バウディスタがポールポジションを獲得するも、王者ジョナサン・レイは10番手となりました。

予選2番手には昨年のWSSPクラスの王者サンドロ・コルテセが入り、3番手には今季からBMWに移籍したトム・サイクスが入り予想外の2名がフロントローに並び、サプライズなグリッドとなりました。
コチラの記事でサイクスが好調だと綴ったもの、まさかこんな早い段階でS1000RRで結果が出るとは思ってなかったので本当に驚きました。


予選3位という結果に、サイクス本人もインタビューに満面の笑顔で答えていたのが印象深いです。


WSBK 第3戦 アラゴンROUND SBKクラス 決勝レース1 動画





WSBK 第3戦 アラゴンROUND SBKクラス 決勝レース1結果

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SBKクラスの決勝レース1は、ジョナサン・レイが熾烈な2番手争いを制し、10番手グリッドから2位でレースを終えました。
本当に熾烈な2位争いで、非常に見ごたえのあるレースとなりました。
おかげでトップのバウディスタは、ほとんど映らなかったのですが18周で行われるレースを10残してこの差・・・・



テレビゲームをeasyモードでプレイしているような映像になってしまいました。
勝利インタビューの時に「バウディスタの笑顔を撮ってやろう」と思い撮影したのですが、ありえないくらい満面のバウディスタの笑顔が撮影できました。



もはや笑顔と言うよりは、変顔ですね・・・
バウディスタに申し訳ないです。

今までバウディスタ以外のパニガーレV4Rを駆るライダーは今イチだったのですが、今回のレースでデイビスやラバティもトップグループに加わりバトルしていた事を考えると、パニガーレV4Rの仕上がりが良くなってきている事は間違いなさそうです。
欲を言えば、リナルディにはもう少し頑張って欲しい所ですが・・・・


また、最終ラップの4位争いの最中に、ラバティはロウズと接触して転倒となったのですが、ラバティが転倒する前にパーツが宙を飛んでいました。



とうやら飛んだパーツは、右側のウイングレットだったようです。

もう一つ印象に残った点ですが、3番グリッドからスタートしたトム・サイクスのS1000RRが一気にストレートで他車に抜かれていくシーンです。



レース後にTwitterでお世話になっているGP spectatorさん からのコメントによると、S1000RRは車体の完成が遅れてエンジンは素のままの様で、イモラからニューパーツが投入される予定のようです。
イモラROUNDは第5戦なので、もう少しの辛抱と言うところでしょうか?

最後になりますが、WSBK 第3戦 アラゴンROUNDの今後のタイムスケジュールは以下の通りです。



WSBK 第3戦 アラゴンROUNDのタイムスケジュール

4月7日(
16:00~16:15 WorldSBK - WUP
16:25~16:40 WorldSSP - WUP
16:50~17:05 WorldSSP300 - WUP
18:00~     WorldSBK - Superpole Race
19:15~     WorldSSP - Race
21:00~     WorldSBK - Race 2
22:15~     WorldSSP300 - Race

バウディスタ以外のライダーは色んな課題やテーマを抱えているように思えますが、本日行われるスーパーポールレースや決勝レース2ではどんなレース展開となるのでしょうか!?
今夜のレースも目が離せませんね!



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