カル・クラッチローがチームメイトの中上 貴晶選手をベタ褒め! 自身の怪我の回復具合にもコメント



オーストラリアGPで右足首の脛骨・腓骨・距骨を骨折し、マレーシアGP以降から来シーズンに向けて2度行われたオフィシャルテストを欠場しているカル・クラッチローがヘレステストを1番手で終えたチームメイトの中上 貴晶選手についてコメントしているので紹介したいと思います。



カル・クラッチローのコメント
彼が今年使用したバイクは走らせることが難しく、トップスピードが遅いんです。
2018年型に乗り換えて、彼の正真正銘のポテンシャルを証明しています。
いつもヘレスで速いライダーですが、バレンシアのテストも良かったです。

マルクと一緒に彼のテレメトリーを見て、お互いに笑ってしまったことがありました。

高速コーナーで走行ラインを走っていなかったにも関わらず、彼のコーナリングスピードが僕たちよりも速かったのです。

彼のルーキーシーズンは本当に感銘的で、多くのレースで完走を果たしました。

これは1年目で決して簡単なことではありません。
来年は彼にとって良いシーズンとなると思います。
僕たちはチームとして、ライダーとして彼の助けになりたいです。
彼にはトップ6を目指す必要があり、それを達成できると思います。」



とコメントしています。
また、クラッチローは骨折した右足首の回復具合についてもコメントしており、2月6日からセパン・インターナショナル・サーキットで始まるオフィシャルテストの参加についてもコメントしています。



カル・クラッチローのコメント
「今はカリフォルニアに滞在しており、回復に向けて全力を尽くしています。
セパンテストに参加できるか解りませんが、セパンに行けるように全ての可能性を尽くします。
脛骨、腓骨、距骨の負傷は重症でしたが、医師による素晴らしい手術を受けました。
予定よりも4~5週間も早く足首が動かせるようになり、順調に回復しています。

私はセパンテストに行くつもりです。

もし、セパンテストが来週であれば、その機会はないでしょうけど・・・
チームに伝えたように骨折であれば、プレートで固定してすぐに戻って来れるでしょう。
しかし、この怪我はそのようなケースではなく、まだ歩行もできません。
医師たちから6週間は地に足をつけてはいけないと言われました。
自転車に乗ったのですが、歩くことはできません。
体重をかけてしまうと人工骨にダメージを与えてしまいます。

マン島で少し自転車に乗り、カリフォルニアでも自転車に乗ることができれば回復に役立つでしょうし、必要な動きを取り戻せるでしょう。

現時点で、どのくらいの動きを失ったかは解りませんが、決定的にある程度の動きを失っています。
指を交差させて、一刻も早くバイクに乗れるように最善を尽くします。」



クラッチローの怪我って、結構深刻だったんですね・・・
右足首なので、ブレーキングはサムブレーキでなんとかなるでしょうが、コーナーでの踏ん張りや、切り返しなどステップワークが慣れるまで時間が必要になるかもしれませんね・・・
2019年シーズンのことを考えると、セパンテストからは復帰しないとテスト期間が足りなくなる事は必然なので、何としても怪我を治して欲しいと思います。

また、中上選手にはヘレステストが幻にならないように、セパンテストでも好タイムを記録して欲しい限りです!
やはり、見る側としても最高峰クラスでトップを争う日本人ライダーを応援したいです!



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