2018年7月16日月曜日

マルケス ザクセンリンクを9連覇! MotoGP 第9戦 ドイツGP 結果と各選手のコメント

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7月13日~7月15日の日程で、MotoGP 第9戦 ドイツGPがザクセンリンクで行われました。

木曜日のペドロサの引退会見から始まったドイツGPは、昨日 各クラス決勝レースが行われました。

また、マルク・マルケスはMotoGPクラスに昇格した2013年から5年連続の優勝を果たしており、グランプリへフル参戦3年目の2010年から8年連続してポール・トゥ・ウィンを達成しており、今年もマルケスがザクセンリンクで、勝利し9年連続のポール・トゥ・ウィンという快挙を果たしました!

それでは、MotoGP 第9戦 ドイツGのリザルトと、MotoGPクラスの各選手のコメントを動画を交えながら紹介したいと思います。





moto3クラスの決勝レースは、ポールポジションからスタートしたホルヘ・マルティンがグループを終盤に引き離して優勝し、2戦連続勝利を挙げ、今季3度目のポール・トゥ・ウインで通算6勝目を挙げました。

7番グリッドのマルコ・ベツェッキが、2.228秒差の2位に入り、今季6度目の表彰台を獲得。
8番グリッドのジョン・マックフィーは、2.571秒差の3位に入り、昨年6月の第8戦TTアッセン以来、19戦ぶりに表彰台を獲得しました。

moto3クラスへ参戦している日本人選手の結果ですが、9番グリッドの佐々木 歩夢選手は、5.486秒差の10位でフィニッシュ。
22番グリッドの真崎 一輝選手は、開幕戦カタールGP以来2度目のポイント圏内となる15位でレースを終え、23番グリッドの鳥羽 海渡選手は18位となりました。
14番グリッドの鈴木 竜生選手は、6ラップ目に転倒してしまい、18番グリッドの小椋 藍選手は、トップグループで走行中のラスト3ラップに他車と接触し転倒してしまいました。


第9戦 ドイツGP  moto3クラス 決勝レース リザルト
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第9戦 ドイツGP  moto3クラス 現在のポイントランキング
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第9戦 ドイツGP  moto2クラス 決勝レース 動画







moto2クラスの決勝レースは、ウォームアップ走行で1番手に進出した総合7位のブラッド・ビンダーが10番グリッドからで初優勝を挙げました。
中量級に参戦した南アフリカ人ライダーとしては、ニュルブルクリンクで開催された1980年8月の東ドイツGPで優勝を挙げたコーク・バリントン以来、38年ぶりの快挙となりました。

8番グリッドのジョアン・ミルが、0.779秒差の2位に入り、2番グリッドのルカ・マリーニは、スタートで1番手に飛び出し世界選手権のキャリアで初めてレースをリードし、0.933秒差の3位に入り、キャリア初の表彰台を獲得しました。
26番グリッドからスタートした長島 哲太選手は、ジャンプスルーのペナルティが課せられた直後の4ラップ目に今季7度目の転倒を喫し、今季2度目の転倒リタイアとなりました。
手の怪我が悪化していないか心配ですね・・・


第9戦 ドイツGP  moto2クラス 決勝レース リザルト
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第9戦 ドイツGP  moto2クラス 現在のポイントランキング
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第9戦 ドイツGP  MotoGPクラス 決勝レース 動画







MotoGPクラスの決勝レースは、ポールポジションのマルク・マルケスがスタート直後にトップを奪われるもの、13ラップ目に取り戻し、レースをコントロールしキャリア通算66勝目を挙げ、フル参戦3年目の10年から当地で9年連続となるポール・トゥ・ウインを達成しました。

6番グリッドのバレンティーノ・ロッシが、2.216秒差の2位に入り、今季5度目の表彰台を獲得、4番グリッドのマーベリック・ビニャーレスが、2.776秒差の3位に入り、苦戦していたヤマハ2台が表彰台を獲得しました。

12番グリッドからスタートした中上 貴晶選手は、12番手走行中の5ラップ目に今季7度目の転倒を喫してしまいました。

19番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、ウォームアップ走行で今季7度目の転倒を喫した際に胸部を強打したことから、精密検査を受けるため、ケムニッツ市内の病院に搬送され欠場となりました。


第9戦 ドイツGP  MotoGPクラス 決勝レース リザルト
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第9戦 ドイツGP MotoGPクラス 現在のポイントランキング
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ここで、MotoGPクラスのライダー数名よりコメントが発表されていますので紹介したいと思います。



マルク・マルケスのコメント
「9年連続の優勝を達成できて、とても嬉しいです。
信じられません! 毎年プレッシャーが高くなり、今年は木曜から質問攻めに会いましたが、経験を活かしてプレッシャーを上手くマネージメントしました。

今日は違う展開になることを期待していました。
タイヤのパフォーマンスが最初に落ちたのは9ラップ目です。
残り9ラップでもう一度落ちました。
異なる状況に対する準備をしていましたが、スタートが完璧でなかったので、序盤は簡単ではありませんでした。
ロレンソとペトルッチに抜かれてしまい、ポジションを2つ落としました。
巻き返すのは簡単ではなかったですが、2人を抜いてからは引き離すためにプッシュを始めました。

クレイジーにならずに、最後までタイヤを維持できるようにコントロールしましたが、バレンティーノが接近していると指示を受け、ピットボードで0.6秒差に迫っていることを確認したとき、ペースアップを決断しました。
2、3ラップはタイヤのパフォーマンスを最大限に引き出すために無理しなければいけないと理解しました。
そこで最速ラップを叩き出して、アドバンテージを広げることができました。

優勝を祝っているときに、26番のキャップを被っているマーシャルを見つけたので、それを借りて、ファンの前に行きました。
今週末はダニが主役です。
僕は彼らから沢山のことを学びました。
引退してしまうことはとても寂しいです。
僕たちはホンダと一緒に良い仕事をしているので、後半戦もこれまでと同じように仕事を続けます。」





バレンティーノ・ロッシのコメント
「シーズンのベストレースでした。
ベストリザルトでもありますね。
それも今までヤマハと僕にとって快適さが見つからなかったザクセンリンクだから嬉しいです。
今年のベストパフォーマンスですね スタートから速かったから。

この数日間は懸命に作業しました。
ここはヤマハに適したトラックではないのですが、ジョナス・フォルガーが昨年 素晴らしいレースをしたから、僕も同じことをしなければいけないと考えました。
ビデオで走行ラインを学習して、素晴らしいレースとなりました。
昨年のバイクは良くなくて、30ラップで苦しみましたが、今年は強く走れることが解っていました。

ロレンソとのバトルはナイスでした。
彼を抜く必要があり、ドゥカティはストレートで速く、僕の方はコーナーで少し勝っていました。
抜く度に抜き返され、彼よりも僕が少しだけ上回っていたので抜くことができました。
目標は優勝ですが、このカテゴリーで表彰台は難しいです。
ヴィニャーレスとダブル表彰台を獲得できて嬉しいです。
僕たちはグレートなチームで良い仕事をしました。
最適な手段で夏休みに入って行けます。」




マーベリック・ヴィニャーレスのコメント
「序盤は残念でしたが、ヤマハが僕の望むように機能し始めたから嬉しいです。
新品タイヤを楽しむことができないようなバイクでしたが、強さを感じていました。
ドカティの後方で多くの周回を費やしてしまったのは残念でした。
オーバーテイクが不可能でした。
良いスタートが切れていたら、優勝争いができていたでしょう。

僕はライディングスタイルの改善に取り組んでいます。
改良された電子制御が届かなければ、僕自身が違いを出さなければいけません。
このことに集中しています。
バイク自体は素晴らしいレベルにありますが、幾つかのことが不足しています。」




ホルヘ・ロレンソのコメント
「良いスタートを切ることができ、レースをリードすることができましたが、トラックのグリップ不足を感じたのでペースはあまり速くなかったです。
トップを走っていましたが、後続を引き離すことができずリアタイヤのグリップが低下し始めると、ペースを維持することが不可能になりました。

リアのグリップがなくなってしまうと、4、5人に抜かれ、中盤までは上手く走れていたけど、セッティングを間違えました。
リアグリップを稼ぐことに集中し過ぎたと思います。
このセッティングだとタイヤの消耗が早すぎて、終盤は非常に困難な状況になり、表彰台争いができなくなりました。
ドカティでは、フルバンクでのフロントグリップにいつも苦しむので、ここ2戦はリアを犠牲にして、フロントのグリップを稼いでいました。
ムジェロとバルセロナのセッティングだったら表彰台を獲得できたかもしれないけど、全体的に非常に困難な2つのサーキットで受け入れられるパフォーマンスを証明できました。

ドカティはフロントタイヤをあまり消耗しないので、ソフトコンパウンドを履くことができます。
今日はフロントタイヤではなく、リアタイヤに問題がありました。

私は既に次のレースのことを考えています。
ブレーキングで、快適さが見つかっていないんです。
だいぶ良くなったもの、まだ体力消耗のためにやるべきことが残っています。
今後は、僕とバイクにとってすごく良いサーキットを迎えるので楽しみです。」





ダニロ・ペトルッチのコメント
ドカティ勢でトップになった事は、ホルヘが予選終わりに僕に対する発言があまり良くなかった後だけに本当に良かったです。
(詳しくは、こちらのページのロレンソの発言を参照して下さい。)

残り3ラップの時点で3番手で、4番手終わったことは最高ではありませんが、僕にとって最高のことなんです。
レース前は速く走れるか解らなかったので、この結果はポジティブです。
終盤は前にバレンティーノとホルヘ、後ろにはバウティスタとドビツィオーソが追いかけて来て、リアタイヤが残ってなかったですが、マーベリックとのバトルはグレートでした。

前半戦に大満足ではありませんが、満足しています。
アッセンのレースは幾つかの理由で良くなかったのですが、総合順位は良い位置です。
目標はインディペンデントチームライダーの最高位ですが、来年さらに速くなれるように、弱点を克服する必要があります。」




アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント
「難しいレースでしたが、少なくても過去に好成績を挙げていないサーキットで、トップグループ内で争うことができました。
最初から良いスピードがありましたが、最後まで同じペースを維持することができませんでした。
中盤までは上位陣と同じラップタイムで走れていましたが、リアタイヤのパフォーマンスが低下し始めると、流れるような走りができなくなってしまったのは残念でした。
今後のレースに向けて進むべき方向性を理解するために、この経験を活かさなければいけません。」




アルバロ・バウディスタのコメント
「優勝者から5秒差のフィニッシュは容易なことではありません。
アッセンでは7秒差でした。
今回のザクセンリンクで、タイム差をさらに接近させることができました。
しかし、5位は勝利ではありません。
ヘレスからポジティブな流れに乗っていることが大切です。

僕たちのプレシーズンは長くありませんでした。
11月のオフィシャルテストとプライベートテストを失ってしまったので、シーズン序盤は方向性を見つけるのに苦労し、今日はドヴィジオーゾとペトルッチよりも強さを感じていました。
しかし、彼らの前に出るのに手こずってしまい、非常に貴重な4ラップを失ってしまいました。

最後にはリアタイヤが悲鳴を上げてしまい、ロレンソが同じ問題を抱えていたので、なんとか抜くことができました。
僕たちの上達が嬉しいし、モチベーションが高いです。
しかし、もっとできるはずです。」

とのコメントです。


次回のMotoGPは、3週間後のチェコGPです。
ライダー達は、夏休み到来ですね!羨ましい・・・
しかし、ウォームアップ走行で転倒してしまった 我らがアプリリアのエースライダーのアレイシ・エスパルガロは、左側胸部外傷を負ったことから数日間の入院が決定しており、最悪の夏休みの出だしとなりました。



とりあえず、大事に至らず安心しました!

また、今回のMotoGPで衝撃だったのが、レース後にマルク・マルケスがロッシのファンのいる客席に飛び込んで行ったことです。

動画ライダー.COMさん によると、マルケスの一連のパフォーマンスは、それなりの効果があったようです!!

流石マルケス! レースの戦略も完璧なら、レース後の戦略も完璧ですね!
中々の策士ですね!!



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4 件のコメント:

  1. ダンロップタイヤには品質管理をしっかりして欲しいですね。

    長島選手はこのままではシートが危ないことに・・

    そして最後のマルケスのロッシ応援団に突っ込んでいったのには笑いました。




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    1. コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、しっかりと品質管理してほしいと思います。
      過去に中野真矢選手のこともありましたし、一歩間違えれば死人が出ますからね・・・

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  2. 中上選手は8耐なんか出てていいのだろうか?もし、8耐で中上のスティント時に転倒となると精神的なダメージが…。
    フォルガーの代役で急遽決まったシャリーンと比べると決勝レースでのクレバーさは劣りますね。

    moto3の小椋選手は他車に当てられて残念ながら転倒しましたが、スポットでレギュラーライダーより前でレースしてたのは大したものです。CEVでは結構頑張っていますよね。応援したい。

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    1. コメントありがとうございます。
      私も同じ意見で、急遽代役に決まったシャリンと比べると今の内容では・・・
      LCRの来季は1シート空いたままですが、このままだと危ないですね・・・

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