2018年6月30日土曜日

MotoGP 第8戦 オランダGPの初日結果と各選手のコメント

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6月29日~7月1日の日程で、MotoGP 第8戦 オランダGPがTTサーキット・アッセンで行われています。

グランプリ初日の29日は、各クラスFP1・FP2が行われました。

moto2クラスに参戦している、唯一の日本人ライダーの長島 哲太 選手ですが、FP2で転倒した際に左手を負傷してしまいました。

サーキット内のメディカルセンターからフローニンゲン市内の病院に搬送され、精密検査を受けた結果、スペイン・バルセロナ市内の大学病院で薬指の腱と皮膚の移植手術を受けることになり、今大会を欠場することになりました。

長島選手は、今年の鈴鹿8耐にau・テルル MotoUP RTから参戦が決定していますが、参戦は厳しいかもしれませんね・・・

今は傷の治癒に全力を尽くし、回復に努めて欲しいです。では、TTサーキット・アッセンのコース紹介、初日結果、MotoGPクラスの選手のコメントを紹介したいと思います。



TTサーキット・アッセン コース紹介

TTサーキット・アッセンは、1949年に世界選手権が発足されて以来、毎年開催されている唯一のサーキットです。
TTサーキット・アッセンは、1954年にそれ以前まで公道を利用していたダッチTTを継続して開催する目的で建設されました。
周囲を芝生と観客席に囲まれ、オランダで開催される最も名声の高いモータースポーツイベントとして、熱烈なファンで埋め尽くされ、フェスティバルな雰囲気が作り出されます。
1999年にメインスタンドをはじめ、コントロールタワー、プレスルーム、ピットボックスなど大幅な工事が実施され、2005年からは安全面を考慮したトラックの改修工事が進み、それまでチャンピオンシップで最長だった全長距離6,049mから前半部分が大幅に変更され、4,542mまで短縮されました。

チャンピオンシップの歴史上、ツーリスト・トロフィーと呼ばれてきたTTという呼称を現在も使用しています。
昔は、サーキットの近郊に教会があり、日曜はミサのため 決勝レースは伝統的に土曜に開催されていましたが、世界的なスポーツイベントやファンの集客などを考慮し、2016年から日曜に決勝レースが行われることが決定しています。
TTサーキット・アッセンとドルナスポーツとの間で、2026年までの開催が決定しています。



全長:4.5km
コーナー数:18(左6 右12)
コース幅:14m
最大直線距離:487m


各クラスの初日結果は以下の通りです。



moto3クラスの初日結果ですが、FP1で4番手のアロン・カネトがFP2でも今季3度目のトップタイムをマークしました。
カネトは、昨年9月の第14戦アラゴンGP以来、今季初めて初日総合1番手に進出しました。

FP1で10番手のガブリエル・ロドリゴが0.138秒差の2番手、FP1で3番手のジョン・マックフィーがFP3でも3番手となりました。
moto3クラスに参戦する日本人選手の初日結果ですが、FP1で24番手の鳥羽 海渡選手は、0.412秒差の8番手タイムで、初日総合9番手となりました。

FP1で27番手の真崎 一輝選手はFP2を14番手、初日総合15番手。
FP1で23番手の鈴木 竜生選手はFP2を15番手、初日総合16番手。
FP1で20番手の佐々木 歩夢選手はFP2を22番手、初日総合も22番手。
FP1で28番手の小椋 藍選手はFP2を26番手、初日総合26番手となりました。



MotoGP 第8戦 オランダGP moto3クラス FP1・FP2結果
※画像クリックで拡大します。







moto2クラスのFP2は、FP1で2戦連続で1番手発進を決めたポイントリーダーのフランセスコ・バグナイアが今季7度目のトップタイムをマークし、2戦連続の初日総合1番手となりました。
FP1で10番手のジョアン・ミルが、0.100秒差の2番手、FP1で16番手のルカ・マリーニが、0.155秒差の3番手でFP2を終えました。

記事冒頭で紹介したとおり、moto2クラスへ参戦している唯一の日本人ライダーの長島 哲太選手ですが、FP1で27番手、FP2で今季6度目の転倒を喫し、1.249秒差の24番手でFP2を終え、総合25番手でした。

長島 哲太選手の転倒シーン






MotoGP 第8戦 オランダGP moto2クラス FP1・FP2結果
※画像クリックで拡大します。







MotoGPクラスのFP2の結果ですが、FP1で2番手のマーベリック・ビニャーレスが第5戦フランスGPのFP3以来、今季2度目のトップタイムをマークし、昨年6月の第8戦TTアッセン以来、1年ぶりに初日総合トップとなりました。

FP1で6番手のアンドレア・イアンノーネが、0.121秒差の2番手。
FP1で10番手のダニロ・ペトルッチが、0.386秒差の3番手となり、FP1で3番手のバレンティーノ・ロッシは、0.401秒差の4番手。
FP1で9番手のカル・クラッチロー、FP1で5番手のアンドレア・ドヴィジオーゾ、FP1で7番手のホルヘ・ロレンソが続き、FP1で1番手発進を決めたマルク・マルケスは、0.663秒差の8番手となりました。

MotoGPクラスへ参戦している日本人選手の中上 貴晶選手ですが、FP1で22番手、FP2では1.477秒差の20番手となり、初日総合21番手で終えました。


MotoGP 第8戦 オランダGP MotoGPクラス FP1・FP2結果
※画像クリックで拡大します。

ここで、MotoGPクラスへ参戦する数名のライダーよりコメントが発表されていますので、紹介したいと思います。




マーベリック・ヴィニャーレスのコメント
「初日トップで嬉しいです。
僕たちは沢山の仕事をしました。
アッセンは大好きで、バイクは良く機能しています。
カーボン製のフロントフォークを試したのですが、すごく良かったです。
もっと早い時期に試さなかったことを残念に思います。
もしかしたら、多くの問題を解決することに役立ったかもしれません
昨年のブルノで試しましたが、当時とはフィーリングが大きく違い、今回はすごく良く機能します。
方向転換がすごく良く、僕が気に入るバイクになって来ました。
もし、バイクが走らなければ、上位に進出できませんが、僕たちは良くなっています。
悪い流れの後で、不足していた信頼感を掴んできています。
僕は良い仕事をし、そのことが反映されています。」





バレンティーノ・ロッシのコメント
「役割上から、僕たちがアッセンで強くなることを期待しますが、そうなるかは解りません。
初日はポジティブな結果で、午前も午後も良かったです。
トップ4という順位はそれほど悪くないです。
バイクは良く機能し、タイヤも良いのでプッシュすることができ、良いペースで走れます。
その一方で、トップライダーたち全員が非常に速いです。
非常に似たようなペースなので、良い仕事をしなければいけません。
日曜に向けて、ベストなタイヤチョイスを理解しようと思います。
この天候が週末を通じて続くことを期待します。」




アンドレア・イアンノーネのコメント
「FP2はポジティブでした。
僕たちは午後に良い仕事をしました。
安定感に問題があった午前中と比較して大きく改良できました。
特にロングコーナーでトラクションを失っていたので、大きく滑ってしまいスピニングが激しかったです。
大きな前進が求められていました。
明日に向けて、さらに改良します。
このトラックで新しいスペックのエンジンを試し、それほど違いを感じませんでしたが、エンジンが改良されたことはポジティブです。」




ダニロ・ペトルッチのコメント
「初日の結果がが嬉しいです。
FP2で良いタイムをマークしましたが、本当のバトルはFP3となるはずです。
TOP10が非常にタイトに接近しており、僕たちは公式予選2に直接進出できるポテンシャルがあります。」





ホルヘ・ロレンソのコメント
「転倒は左コーナーでした。(FP1で転倒)
100km/hぐらいで走っていた時に、白線に乗ってフロントが閉じてしまいましたが、問題はありません。
シンプルにフロントから転びました。
あの時のタイヤはミディアムで、少し硬すぎたようです。
ソフトなクラッシュだったので、ダメージはありません。
僕たちはそれほど離されていません。
最後のセクターが良くなれば、ビニャーレスとマルケスに接近できます。
他のセクターでは、僕は速いからね。
しかし、改善の余地が大きく、作業を進めます。
ここ2戦は同じセッティングで始めましたが、安定感と切り返しを良くしなければいけないので、調整が必要です。
新しいシャーシを試しましたが、あまり周回を重ねることができませんでした。
ドヴィは、コーナーではあまり違いを感じなかったようですが、ストレートで安定感を与えてくれたと評価したので、明日もう一度試してみます。




マルク・マルケスのコメント
「良い1日となりました。
アッセンでは通常苦しむのですが、今回はすごく良かったです。
今週末は接戦になりそうです。
ヤマハ勢の2台はとても良いですね。
ドヴィも速いですが、僕たちはそれほど離されていません。
レースに向けて仕事をしています。
ミシュランからは、僕がタイヤの使用本数が少ないと伝えられましたが、良い感じがありグッドなペースで走れていたので、レース距離に集中しました。
今年のバイクのバランスは新品タイヤを履くと、フライングラップに役立たないので、ポールポジションをあまり獲得していません。
その一方で転倒から救われています。
今日は幸運でした。
あの位置で転んでいたら、身体にダメージを受け、バイクが大破していたでしょう。

FP2での マルケスあわや転倒シーン




最後に、本日以降のMotoGP 第8戦 オランダGPのタイムスケジュールは以下の通りです。

MotoGP 第8戦 オランダGP タイムスケジュール

6月30日(
16:00~16:40 moto3クラス FP3
16:55~17:40 MotoGPクラス FP3
17:55~18:40 moto2クラス FP3
19:35~20:15 moto3クラス 公式予選
20:30~21:00 MotoGPクラス FP4
21:10~21:25 MotoGPクラス Q1
21:35~21:50 MotoGPクラス Q2
22:05~22:50 moto2クラス 公式予選
24:00~    MotoGPクラス プレスカンファレンス


7月1日(
15:40~16:00 moto3クラス WUP
16:10~16:30 moto2クラス WUP
16:40~17:00 MotoGPクラス WUP
18:00~    moto3クラス 決勝レース
19:20~    moto2クラス 決勝レース
21:00~    MotoGPクラス 決勝レース





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