今日から開催!WSBK第6戦イギリスROUND!BSBからのスポット参戦ライダーも!


本日5月25日~27日の日程で、イギリスのドニントンパークでWSBK第6戦 イギリスROUNDが開催されます。

BSBが好きな私にとって、今戦のWSBKはBSBのレギュラーライダーが数名スポット参戦するので、楽しみな1戦です。

特に、BSBのポイントランキングで現在2位でBuildbase Suzukiからスポット参戦する21歳のブラッドリー・レイがGSX-R1000で、どういう結果を残すか非常に気になるところです!

また、怪我の為欠場していたホンダのレオン・キャミアが今戦より復帰します。

さらに、画像で掲載していますが、ジョナサン・レイの自叙伝が10月に発売されるようです。

日本語版も発売されると助かるのですが、今のところ日本語版の販売は未定です。

本日より行われるWSBK第6戦 イギリスROUNDのコース紹介、BSBからのスポット参戦ライダー、タイムスケジュールなどを紹介したいと思います。





コース全長:4.023km
コーナー数:12(左5 右7)
ホームストレート:550m

ドニントンパークは、2つ難易度の高いセクションが繰り返す作りになっています。
前半セクションは高速でスムーズな作り、後半のセクションは急激なブレーキングセクションとなっており、ストップ&ゴーの作りで、高速コーナーと低速コーナーの複合コースとなっています。

さらにカギを握るのは、開催日によっては気温が低くブレーキやタイヤが適正な作動温度に達するのが難しいコースとも言えます。
2015年のレース1・レース2共に、路面温度は僅か21℃しかなく、雨が振らなかったのですが、気温は14℃を超すことがありませんでした。

スチールディスクを装着しているSBKの車両ですが、ドニントンパークでの平均減速度は、カーボンディスクを使用するMotoGP全18戦中の17戦を上回っています。

最高速度ですが、近年のハイパワー化で市販ベースと言えど300km/hを越してきますが、コーナーリング性能はどうしてもMotogpマシンの方が高いので、減速度がMotoGP車両より上がり、ブレーキングがより一層カギを握ってきます。

最も難易度が高いのはターン9の始まりの部分で、転倒が多く見られます。
SBKの車両はここに270km/h以上でアプローチし、183mのブレーキングセクションの終わりで105km/hにまで速度を落とし、1.5Gの重力に耐えながら減速します。
よって、9コーナーは勝負所になってくるでしょう。

他の勝負所と言えば、ターン1もパッシングポイントで、SBK車両は250km/h以上から95km/hまで減速します。

最後に一つ外せない進入ポイントと言えば、速度差が最も大きいターン11です。

ここでバイクは176km/hの減速を行ないます。

WSBKはBSB出身ライダーが多く、スポット参戦するライダーにとって有利とは言えないコースですが、若手のブラッドリー・レイには頑張って欲しいと思います!



BSBからWSBK第6戦 イギリスROUNDへスポット参戦するライダーは以下の通りです。



ブラッドリー・レイ(Buildbase Suzuki)




ジノ・レイ(OMG Racing UK)




レオン・ハスラム(Kawasaki Puccetti Racing)





ルーク・モーシー(Team Pedercini Racing)




メイソン・ロウ(Team WD40)


最後にWSBK第6戦イギリスROUNDのタイムスケジュールですが、以下の通りになります。


WSBK第6戦イギリスROUNDのタイムスケジュール

5月25日(
17:45~18:25 WorldSBK - FP1
18:40~19:30 WorldSSP - FP1
19:45~20:15 WorldSSP300 - FP1
20:30~21:10 WorldSBK - FP2
21:25~21:55 STK1000 - FP1
23:00~23:50 WorldSSP - FP2 
00:05~00:45 WorldSBK - FP3 
01:00~01:30 WorldSSP300 - FP2

01:45~02:15 STK1000 - FP2

5月26日(
17:00~17:20 WorldSBK - FP4
17:30~17:50 WorldSSP - FP3
18:00~18:30 STK1000 - FP3
18:45~19:00 WorldSBK - SP1
19:10~19:25 WorldSBK - SP2
19:45~20:00 WorldSSP300 - SP1
20:10~20:25 WorldSSP300 - SP2
21:15~    WorldSBK - レース1
22:15~22:30 WorldSSP - SP1
22:40~22:55 WorldSSP - SP2

23:15~23:45 STK1000 - QP

5月27日(
17:00~17:10 WorldSSP300 - WUP
17:20~17:35 WorldSSP - WUP
17:45~18:00 WorldSBK - WUP
18:10~18:25 STK1000 - WUP
19:30~    WorldSSP - レース
21:00~    WorldSBK - レース2
22:20~    WorldSSP300 - レース

23:15~    STK1000 - レース

トップ争いに食い込むことは厳しいと思いますが、BSB勢がどういった内容でレースをするのか非常に楽しみです。
特にスズキのGSX-R1000で参戦するブラッドリー・レイとジノ・レイに注目したいと思います!





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コメント

  1. Grillini Racing Teamがまだ参加していないですね・・・チーム体制や車体のセッティングとかで長引いているんでしょうね。

    イギリスではガイ・マーティンの本が国内ランキングで7位に入る人気でしたね。

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    1. コメントありがとうございます。
      エントリーリストを見ると、グリリーニ・レーシングチームの名前が無いんですよねぇ・・・
      スズキから出るって言われてたガブリエル・ルイウ選手はSTK1000にペデルチーニから出てますし・・・

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