2018年5月21日月曜日

MotoGP 第5戦 フランスGP 結果!ドカティワークスのもう一人のライダーはペトルッチか!?(動画あり)

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5月18日~20日の日程で、ル・マンにあるブガッティ・サーキットでMotoGP 第5戦 フランスGPが開催されまました。

いつもなら全クラスを1つの記事にするのですが、最終ラップの最終コーナーまで波乱のあったmoto3クラスの事を書いていたら思ったより長くなってしまったので、moto3クラスだけ記事を分けるました。

MotoGP 第5戦 フランスGP moto3クラスの内容はコチラの記事にまとめています。

いつも通り、moto2クラスからレース動画とリザルトを取り上げてみようと思います。

また、レース後に発表されたMotoGPクラスの各選手のコメントも紹介したいと思います。

さらに、レースを2位で終えた ダニロ・ペトルッチが、"2019年シーズンはドカティ ワークスから参戦するかもしれない"とコメントしています。

果たして、ペトルッチの言う通り物事が進むのでしょうか!?



それでは、MotoGPクラスの結果の前に、moto2クラスの結果から振り返りたいと思います。

MotoGP 第5戦 フランスGP moto2クラス 決勝レース動画



moto2クラスの決勝レースは、moto2参戦2年目で初めてポールポジションからスタートしたフランセスコ・バグナイアが今季3勝目を挙げ、通算5勝目となりました。
また、バグナイアはキャリア初のポール・トゥ・ウインとなり、ライバルたちとのアドバンテージを広げることに成功しました。
6番グリッドからスタートしたアレックス・マルケスは、2.709秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。
4番グリッドからスタートしたジョアン・ミルは、4.865秒差の3位に入り、moto2クラスで初の表彰台を獲得しました。

moto2クラスへ参戦している日本人ライダーの長島 哲太選手ですが、22番グリッドからスタートし、13周目に16位で走行中に転倒してしまいましたが25位で完走しました。


MotoGP 第5戦 フランスGP moto2クラス 決勝リザルト
※画像クリックで拡大します。

MotoGP 第5戦 フランスGP moto2クラス 決勝を終えてのポイントランキング
※画像クリックで拡大します。




moto3クラスとmoto2クラスは、第5戦フランスGPの開催地 ル・マンのブガッティ・サーキットに居残りし、シーズンが始まってから最初となるオフィシャルテストを実施しています。

moto2クラスからは11チーム20名が参加し、moto3クラスからは、5チーム9名が参加しています。




MotoGP 第5戦 フランスGP MotoGPクラス 決勝レース動画



MotoGPクラスの決勝レースは、2番グリッドからスタートしたマルク・マルケスが、第3戦アメリカGPから3戦連続の優勝となりました。
今回の勝利でマルケスは、MotoGPクラスでケーシー・ストーナーに並ぶ38勝目となり、キャリア通算では64勝目を挙げ、タイトル争いにおいてライバルたちとのポイント差を広げました。
ドカティ勢 最高位の3番グリッドからスタートしたダニロ・ペトルッチは、2.310秒差の2位に入り、今季初めての表彰台を獲得しました。
9番グリッドからスタートしたバレンティーノ・ロッシは、5.350秒差の3位に入り、開幕戦カタールGP以来となる表彰台を獲得しています。
ポールポジションからスタートしたヨハン・ザルコですが、2位走行中の8ラップ目 8コーナーで今季3度目の転倒をし、惜しくもリタイアとなりました。



また、4番グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネは、1ラップ目の6コーナーに転倒。
5番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィジオーゾは、トップで走行中の5ラップ目に6コーナーで転倒し、ノーポイントでレースを終えました。



MotoGPクラスへ参戦している19番グリッドの中上 貴晶選手ですが、ルーキー3番手となる41.986秒差の15位に入り、4戦連続のポイント獲得となりました。

MotoGP 第5戦 フランスGPを終え、チャンピオンシップは総合1位のマルケスが25ptを加算し合計95pt。
総合3位のビニャーレスは、36pt差の2位に浮上、総合6位のロッシは、39pt差の4位、総合2位のザルコは、3位に後退し、HONDAのマルケスの後にYAMAHA勢が続く形となりました。

第5戦 フランスGPを終えたMotoGPクラスですが、第7戦カタルーニャGPの開催地であるバルセロナ カタルーニャ・サーキットに移動し、22日に変更されたレイアウトを確認するテストを実施する予定となっています。


MotoGP 第5戦 フランスGP MotoGPクラス 決勝リザルト
※画像クリックで拡大します。

MotoGP 第5戦 フランスGP MotoGPクラス 決勝を終えてのポイントランキング
※画像クリックで拡大します。




MotoGP 第5戦 フランスGPを終え、MotoGPクラスの各選手からコメントが発表されていますので紹介したいと思います。



マルク・マルケスのコメント
「結果と週末、物事の進み方、チャンピオンシップの展開がすごく良い感じで進んでいます。
時期尚早ですが、このアドバンテージは、無いよりあった方が良いですね。
もし、ドヴィジオーゾが転んでいなかったら、接戦となっていたでしょう。
ペトルッチが近くに来ていたのは知っていたので、今シーズンは非常に接近していると言えます。
"リアにハードタイヤを履く"というリスクを背負いましたが、週末に良い感じがあったので、僕たちにとっては確実な賭けでした。

ザルコがスタートから全開で行くことは解っていました。
ポールポジションからのスタートで、チャンピオンシップを争っていますからね。
しかし、彼はプレッシャーを感じていました。
僕たちスペイン人は、レギュラー参戦している人数が多いので、プレッシャーを分散できますが、彼は唯一の存在ですからね。
ペトルッチとバレンティーノが接近していましたね。
バレンティーノに捕まってしまうと、なかなか振り切れないので、ホルヘを早く抜きたかったです。
今後のチャンピオンシップは、状況次第でアドバンテージをマネージメントすることができます。

ケーシーが早く引退したのは幸運です。
引退しなかったら、沢山の歴史を作っていたでしょう。
歴史上最も偉大なライダーの1人である彼の記録に並んだことが嬉しいです。」




ダニ・ペドロサのコメント
「週末と体調を考えれば、まともな結果です。
ポジティブなことは、レースで5つポジションを挽回した事です。
このトラックでは簡単な事ではありません。
今日のレースで重要だったことは"転ばないこと"でした。
自信を持って次戦に臨むために、完走することが大事でした。
終盤のペースは一貫していましたが、望んでいたような速さではありませんでした。
週末を通じて、セットアップを改良することができました。チームのみんなに感謝したいです。」




ダニロ・ペトルッチのコメント
「体重80kgのライダーがソフトタイヤで走るのは変な話ですが、このタイヤ選択に自信がありました。(決勝レースで前後ソフトコンパウンドを選択)
フロントのミディアムに信頼感がありませんでした。
初日に今日のドヴィと同じように同じコーナーで転んだので、あのタイヤに少し恐怖感を感じていました。
初日に転倒したことが幸運だったと言えますね。
もし、転んでいなかったら、ドビのように転んでいたでしょう。

僕がファクトリーチーム入りの可能性は大きいと思います。
ジャック(・ミラー)と僕の争いになることは確かでしょう。

僕たちの給料はホルヘよりも破格の安さなので、ドゥカティの選択はジャックと僕の2人だと思います。

もしかしたら、ドヴィが現時点で最強かもしれませんが、レースでミスを犯しました。
僕はオースティンでは遅かったです。
多くのポイントを逃してしまいましたがドゥカティには、この2年間を評価して欲しいです。
僕は昨年4度も表彰台を獲得しました。
それに、3年前からこのバイクを走らせています。
この表彰台が役立つかどうか解りませんが、彼らは僕の能力を理解しています。
僕は全力を尽くすことしかできません。
ヘレスの後、ドカティ陣営は「ドヴィとの契約を最初に締結したい、その後に僕のことを考えたい」と言ってくれました。

僕は『ムジェロの前までは何も知りたくないです。』と伝えたので、今週末は何も話しませんでした。」






ホルヘ・ロレンソのコメント
「今回もヘレスの時以上に最高のスタートでした。
本当に僕の1ラップ目と2ラップ目は、他車に対して大きな違いを生み出せますが、今回はいつも以上でした。
1ラップ目に大きなギャップを広げ、時速250kmでフロントから転びそうになってしまいました。
何とか回避できたのは、ラッキーでした。

6ラップ目過ぎてから冷静に走り、リラックスすることができませんでした。
何とかペースを維持しとうと試みましたが、非常に難しかったです。
2018年型はエルゴノミクスが変更され、ブレーキングで疲れてしいます。
これは両脚で支えるためのポジションが見つかっていないことが原因です。
ヘレスで投入された新しいパーツのおかげで、安定感と加速に関しては改良されましたが、まだ問題が残っています。
バルセロナのテストで解決策が見つかれば、もっと長くレースをリードでき、優勝に近づけるでしょう。」




アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント
「すごく良い感じがあったので、落ち過ぎ過ぎていました。
スタートしてからは、さらに良い感じがあり、ホルヘを抜いた後に少し膨らんでしまい、そこでフロントが閉じてしまいました。
思ってもいなかったです。
優勝争いをしている時にリスクを冒すことはできないので、受け入れられないミスです。
無理していなかっただけに、すごくがっかりしています。
作戦はザルコから離れることでした。

状況を分析していました。
決して無理していなかったのですが、作戦がハッキリせずマルケスとザルコに気を取られていました。
良いペースがあっただけに、チームに謝りたいです。
チャンピオンシップの順位を見れば、マルケスとの49pt差を挽回することは、簡単ではないでしょう。
今、チャンピオンシップを考える事に意味はありませんが、僕たちが速かったことはポジティブです。
ポイントを巻き返すオプションがあります。
ほぼ毎戦で優勝、表彰台争いをしなければいけません。
これが目標です。」




バレンティーノ・ロッシのコメント
「正直、予選後は悲観的でした。
このトラックで3列目からのスタートは常に難しいですが、昨夜チームと一緒にバイクのバランスに関して働き、加速を改良することができました。
ウォームアップ走行で少し良くなり、良いスタートが切れ、直ぐにバイクの良い感じを得ました。
全てのコーナーでプッシュして、最後まで限界の走りでした。

僕とチーム、ヤマハにとって重要な結果です。
現状、技術面で非常に厳しく、僕たちは苦しんでいます。
全ての機会を活かすことが非常に重要ですが、このトラックは いつも僕たちのバイクに合ってました。
昨年は優勝に手が届きそうでしたし、今年は3位です。

ダニロとファイトすることができませんでした。
彼の方が少し速く、僕たちは改良が必要なので、この結果が刺激をもたらしてくれることを願います。
ムジェロは常に上手く走れ、楽観的になれますが、先週のテストの後で楽観的になれません。
僕たちは遅かったですから・・・・。
他車は非常に速かったですが、あの時はテストです。
レースはテストとは違います。
素晴らしい雰囲気の中で、全力を尽くさなければいけません。
マルケスとのギャップは大きいですが、一番の心配事はそれではありません。
周りは非常に強く、非常に速く、僕たちはとても遅いことです。
問題はマルケスのアドバンテージがレース毎に広がる事です。
僕たちはバイクを改良させ、より速く走るための手段を考えなければいけません。」





ジャック・ミラーのコメント
「良いレースでした。
先頭集団と一緒に走れたことは喜びです。
何とかバレンティーノを抜いて、表彰台を獲得しようと試みましたが、できませんでした。
ペトルッチを祝福したいです。
また、今週末も素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。
最高のチームです。
彼らには、この結果が相応しいと思います。」




ヨハン・ザルコのコメント
「チームと一緒に、悪かったスタートを分析しなければいけません。
抜かれることは許されず、全力を尽くさなければいけないし、それが時々ミスを引き起こすこともあります。
難しいレースでした。
ロレンソの後ろに付いた時、もしかしたら、もう少し速く走ることができたかもしれませんが、彼のバイクは加速が良かったので、抜くのが難しかったです。
抜こうとする度に、100%以上の走りを強いられました。
1人だったら、ペース良く走れていたでしょう。
彼を抜くには、それ以上の走りが要求され、僕には余裕がありませんでした。

辛抱強くなり、周回を費やして分析しなければいけませんでした。
どのようにして抜くのかを考えるところで、限界の走りをしてしまいました。
表彰台を獲得するペースがあったと思います。
もしかしたら優勝できたかもしれません。
今日は2度も転んでしまいました。
僕は成長しているので、優勝と言う夢を追い続ます。」




アンドレア・イアンノーネのコメント
「本当に何が起こったのか解りませんでした。
本当に妙なクラッシュでした。
今日は本当に良いポテンシャルとペースがあり、表彰台を目指すには十分だったので結果には喜べませんが、これが現実です。
本当に良い始まりでしたが、リアのグリップを失ってしまいました。
チームと一緒にデータを確認しましたが、奇妙な転倒でした。
可能な表彰台とポイントを失いました。
両方とも本当に重要で、この状況から強くなって戻って来なければいけません。
ムジェロでは、特にポジティブだったテストの後なので、本当に最高のレースにしたいです。
僕のホームレースだから、本当にモチベーションが高いです。」

と各選手コメントを残しています。
やはり、注目すべきコメントは、契約の事に関して発言しているダニロ・ペトルッチのコメントでしょう。

ペトルッチの言う通り、ドカティは2019年からのライダーにペトルッチと契約するのでしょうか!?

また、ペトルッチの発言からするとロレンソの離脱は、ほぼ確実とも言えるでしょう。
ロレンソは、日に日に真実味を増す スズキからの参戦となるのか、はたまた ペドロサの代わりにホンダ入りするのでしょうか!?

今のところ、スズキからの参戦が濃厚だと個人的には思っています。
時期的に、そろそろ何か発表される気がします。
ロレンソの事で、何かニュースがあったら取り上げたいと思いますので お楽しみに!





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2 件のコメント:

  1. 選手個人の好みでしょうが、ミシュラン・タイヤの特性が判りません。
    グリッド紹介でタイヤ選択が表示されていますが、観ている側には予測し辛いですよね?
    ブックメーカー的にはいいんでしょうが。
    ソフトでハード勢をちぎって優勝とか、逆もまたしかりで、興が冷める要因になりかねない。

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    1. コメントありがとうございます。
      WSSPのタイヤは私たちでも購入できるからタイヤ特性が想像しやすいですが、昔のMotoGPと比べて今のタイヤは毎回仕様が違うみたいですしね・・・
      ブリヂストンやダンロップのタイヤも使えた頃は、メーカーによる特性の差を解説者の方が教えてくれ何となく想像ができましたが、ワンメイクとなった今では同じソフトタイヤでも何種類もタイプの違うタイヤをメーカーが用意しますし、サーキットによっても そのサーキット専用タイヤが用意されるので、おっしゃる通り確かに良くわかんないですね。

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