2018年4月15日日曜日

MotoGP 第2戦アルゼンチンGP マルケスのペナルティについて各方面からのコメント

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4月6日~8日の日程で開催されたMotoGP 第2戦 アルゼンチンGPで起きたマルク・マルケスのペナルティ問題に関して、各方面から様々なコメントが出てきているので紹介したいと思います。

決勝が終わったアルゼンチンGPの舞台 アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドでは、観客がヒートアップし、アルゼンチン人のロッシファン達がマルケスをパドック付近で待ち構えており、マルケスはチームメカニックや警備員の護衛を受けながらサーキットから去りました。

マルケスはサーキットから出て行くのも大変だったようですね。

まずは、決勝レースから2日後に報道陣に向けてコメントしたマルケスのコメントから紹介したいと思います。






マルク・マルケスのコメント
「僕は僕自身であり続けます。
バレンティーノに接触してしまい、その後に芝生に乗って転んでしまったのは不運でした。
僕のミスです。
ミスだからペナルティを課せられました。
ヘルメットを脱いで、最初にしたことは謝りに行くことでした。
僕達 ライダー全員は、限界で走っていますが、あれはミスであり、僕は落ち着いています。
そこから学ぶことが大切だと思います。
あの巻き返しの中でミスを犯してしまい、ペナルティを受けたことを十分に理解しています。
バレンティーノの発言に関して、僕としては意見を控えたいです。
レースの直後で熱くなっていましたが、誰もがキャリアの中であのようなミスを犯したことがあり、レース後に謝りに行きます。

僕はいつもミスから学ぶように心掛けていて、既に過ぎたことです。
今回はバレンティーノとの間で起きてしまいました。
あのようなことは、チームメイト同士で起きてしまうこともあります。
今回のダニとザルコのように、チームメイトが他のチームのライダーとの間で起こってしまうこともあります。

全てを学び、全てを分析しますが、バレンティーノはトラック上では1人のライダーです。
僕は走り方を変えるつもりはありません。
いつものように限界の走りを続けるます。

う~ん・・・・一応反省はしているのでしょうが、これはマルケスの性格なんでしょうか?はたまた、スペインのお国柄でしょうか?
「今までと何ら変わるつもりはない」という事ですね。



アルゼンチン人のサッカー選手のマラドーナが好きなロッシには、熱狂的なアルゼンチン人ファンが多いことで有名です。
フーリンガン こんな人たちに出待ちされて、マルケスも大変でしたね(笑)






ジャック・ミラーのコメント
「レースを見ていた誰もが様々な意見を持っているでしょう。
私は全てを聞いた訳ではなく、ロッシがクラッシュしたことしか知りませんが、他にも問題があるようですね。
マルケスとロッシの問題は永遠に続いていくんだと思います。

私が知っている事といえば、マルケスが2周目に私を追い越したとき、かなり幸せだったということです。
難しいコンディションだったので、後ろを付いていけばいいし、こういったコンディションでプッシュできる強さの参考になりますからね。
序盤にマルケスがライドスルーペナルティになった時は、残念でした。
ただ、私が言えることは、24周回で3回もペナルティを喰らう選手を見たことがありません。
良くないです!

グリッドで、マルケスのエンジンがストールした時に、彼が定位置に戻るのを待ちながら、「タイヤが冷えるじゃねぇか!マルケスは何やってんだ!?」と思ってました。
とにかく疲れたレースだったし、見ている人にとっても同じだったことでしょう。」




レースディレクター マイク・ウェブ氏のコメント
(RTA国際ロードレーシングチーム連盟所属 レースディレクター)

「全ての出来事は常に異なります。
ペナルティは全ての角度から捉えた映像を確認し、さらに、過去の違反行為といった関連情報も確認した上で、全ての状況を考慮して、スチュワードパネルで決断を下します。
アルゼンチンGPに関して、我々はそれぞれのペナルティが違反行為に該当したと考えます。
最初の接触(アレイシ)は無責任な走行によるポジション降格、2度目の接触(ロッシ)は無責任な走行によるライドスルーです。
2度目のペナルティはライドスルーでした。
決断を下したときは、最終ラップであり、ライドスルーのペナルティを課すことは不可能であったことから、30秒に変更されました。

レースディレクションはオースティンで会合を開き、今後のアクションに関して協議します。
ライダーたちを含めて議論することができます。

全てのインシデントは、それぞれの状況において検討され、決断を下します。
全てのインシデントが同じではなく、異なり、スチュワートパネルは、(ザルコとペドロサ、エスパルガロ兄とペトルッチを)レースインシデントと宣言しました。

レースディレクションとスチュワートパネルは、プロフェショナルとなり、公平かつ信頼されるように努めます。
全ての当事者、あるいはインシデントを目撃した人たちを含めて、それぞれの意見があり、それを表現する権利があることは自然なことです。


とのコメントです。
2度目の接触、つまりロッシとの接触はライドスルー ペナルティの予定だったんですね。
とりあえずは、次戦のアメリカGPのセーフティー委員会待ちですね。





イタリア出身のレジェンドライダー ジャコモ・アゴスチーニのコメント

「議論することは公平ではありません。
我々のスポーツでは接触があります。
F1でも接触があります。
マルケスはミスを犯し、謝罪しました。
制裁?レースで既にペナルティが課せられました。
接触が発生する度に制裁すれば、誰も走らなくなります。
時々、計算が上手く行かないことがあり、2年前にはイアンノーネがドビツィオーソを転ばしてしまいました。

マルケスがライバルの脚を狙っているという噂は偽りです。
今は全員が神経質となり、大袈裟となっています。

スタートで少し混乱を招いたと思います。
あのようなスタートは、この50年間で一度も見たことがありません。(ミラー以外の選手が、3列後退してのスターティンググリッド)
そして、マルケスのエンジンが止まってしまいました。
これでさらに混乱を引き起こしました。
もし、ピットレーンに戻り そこからスタートしていたら、容易に勝つことができたのは確かです。
彼はあの瞬間少し神経質でした。
アドレナリンは非常に高く、難しい状況でした。

マルケスは、もう1つ先のコーナーまで待たなかったことが理解できません。
彼は他車よりも速く、あと10メートルほど待てば十分に簡単に抜けたでしょう。

理由が解りませんが、彼は勝つために全力を尽くします。
時々少しだけ制御する必要がありますが、アドレナリンは100%です。

問題は、混乱した中でレースが始まったことです。
天候とタイヤに関して全員が神経質でした。
全員がミスを起こしました。
ザルコとペドロサの間にもインシデントが起こりましたが、レースでは起こることです。
唯一言えることは、誰もマルケスを怖がる必要はありません。
彼は速く、あのようなレースをします。

もしかしたら、日曜は行き過ぎてしまったかもしれません。
少し慌てていたかもしれません。
次のコーナーまで待てば、簡単に抜けたでしょう。

マルケスは大変アグレッシブですが、他のライダーたちもアグレッシブです。
彼は大変勇敢で、勝利への意識が強いです。
しかし、時々、他者を尊重しなければいけません。
彼は何が起きたのか理解したから、謝罪するために、バレンティーノのところに行きました。

バレンティーノも謝罪を受け入れなかったのは良くありません。

マルケスは正しくないと理解したから、謝罪に行きました。
もしかしたら、謝罪に訪れるタイミングは、もう少し遅らせた方が良かったかもしれません。
まだ熱くなっていました。

フィル・リードは大変アグレッシブなライダーでした。
英国人たちは全員が本質的にアグレッシブでした。
ジム・レッドマンもそうでした。
イギリスで沢山のレースに参戦し、もしレース中に何かを考えれば、一瞬で4人に抜かれてしまいました。
あそこで多くのことを学びました。
「私は私のレースをする。勝利に向けてトライし、できるところで抜きに行く」と、彼らに言われたことがあります。

マルケスはバレンティーノに対して、少しやり過ぎてしまいましたが、悲劇的なことではありません。
急ぎ過ぎました。
次は望むときにできることを考えながら、もっと理性的な形にする必要があります。

バレンティーノは不満を言う理由がありますが、内心は、全てのライダーが似たような行為をしていることを知っています。

彼も似たようなことをしました。

マルケスもザルコもマイク・ヘイリウッドも、私も似たようなことをしました。

マルケスへの裁定は正当です。
ポイントを稼げず、1戦を失いました。
これは正当です。
戦争を引き起こす必要はありません。
次戦のことを考え、これ以上の論争を招く必要はありません。

マルケスは、抜くことが難しければ、次のコーナーまで待つべきです。
若いときは誰もそうですが、アグレッシブと抜かないことの中間を探すべきです。」


とのコメントです。
いやぁ~・・・流石レジェンドライダーのアゴスチーニさん。
すごく丁寧に、噛み砕いて自分の意見を述べてくれており、物凄く大人な意見です!
こういう大人な所を私も見習おうと思います!





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