2018年のヤマハ ファクトリー レーシングチームとチームHRCのマシン公開!

3月10日、11日の2日間、鈴鹿サーキットで2018 モータースポーツファン感謝デーが開催されました。

当イベントで、今年MotoGPクラスへフル参戦する 中上 貴晶 選手がLCR Honda IDEMITSUカラーのRC213V-S(2190万円の市販車)でデモランを行うなど、モータースポーツファンの為の2輪・4輪絡みのイベントが沢山行われました。

今回行われたイベントで注目したいのは、JSB1000クラスへ参戦するYAMAHA FACTORY RACING TEAMと、10年ぶりにJSB1000へ戻ってくるホンダのワークスチーム Team HRCが2018年のカラーリングを披露しました。

まずは10年ぶりにJSB1000へ復帰するHRCのマシンから見て行きたいと思います。





HondaワークスチームであるTeam HRCは、3月10日(土)に鈴鹿サーキットで行われた「2018モータースポーツファン感謝デー」で、2018年シーズン用マシンのカラーリングを初公開しました。

10年ぶりの参戦となる「Team HRC」は、宇川徹監督の下、高橋巧選手とともにCBR1000RRWで、MFJ全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスでの勝利と、FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレースでの優勝を目指します。

高橋選手は、2009年より参戦しているJSB1000クラスで昨年、年間チャンピオンを獲得。また、2008年から参戦している鈴鹿8耐でも、これまでに3勝を挙げています。

宇川監督は、レーシングライダーとして1996年から2003年にかけて、FIMロードレース世界選手権にフル参戦するとともに、1997年から2005年にかけて鈴鹿8耐で5勝を挙げ、最多優勝記録を保持。現在は株式会社ホンダ・レーシングに在籍し、このたび初めて監督としてチームを率います。

凄くHONDAらしく、トリコロールが無茶苦茶カッコイイですね!!

HONDAはV4マシンを市販するとの噂もありますし、来年はCBR1000RRの発売15周年でもあります。
2019年にHRCのカラーリングを施したトリコロールカラーの販売の可能性もあるのではないでしょうか!?


続いてYAMAHA FACTORY RACING TEAMのYZF-R1に着目したいと思います。

ヤマハ発動機株式会社は、鈴鹿サーキットで行われた「2018モータースポーツファン感謝デー」にて、4月7日(土)に開幕する全日本ロードレース選手権・JSB1000に、1998年に発売した「YZF-R1」の20周年を記念して特別カラーを施した「YZF-R1」で参戦することを発表しました。
主な特徴は、1998年の初代モデルに採用した「YZF」「R1」ロゴをはじめ、「20周年記念」ロゴなどを配置した、初代モデルを彷彿とさせるデザインです。

ヤマハトップチームから「YZF-R1」が全日本への参戦を開始したのは、JSB1000が全日本最高峰クラスになった2003年。
初優勝は2004年、中冨伸一選手によってなし遂げられました。


懐かしの2004年のYZF-R1
2006年から中須賀克行選手を迎え、2008年、ヤマハにとって初のチャンピオンを獲得すると、2017年までに5連覇を含む7回のチャンピオンに輝き、通算43勝をあげています。
また、スーパーバイク世界選手権では、2009年にベン・スピース選手がヤマハにとって初のチャンピオンを獲得。
世界耐久選手権(EWC)では4度のチャンピオンに輝いているほか、EWCの1戦として組み込まれる鈴鹿8耐では、2015〜2017年に3連覇を果たしています。 


HRCのカラーリングは素直にカッコイイと思います。
あくまでも個人的な意見ですので、「YZF」のロゴを気に入っている人には申し訳ないのですが、今年のYZF-R1のカラーリングは個人的に好きではありません・・・
何が一番嫌いかって言うと、YAMAHAが満を持して主張する「20周年記念ロゴ」です。

ツイスティロード最速」を謳い発売された当時のR1は確かに衝撃的でした。
1000ccなのにキビキビ走れるR1の走行性能は凄く、私の仲間も2人乗り換えました。
初代R1が当時凄かったのは認めますし、オマージュするのは解りますが、20年前の「YZF」のロゴが最先端マシンのデザインを殺してる気がしてなりません。

きっと中須賀さんと野左根くんが勝ちまくれば、カッコよく見えてくるのでしょう!
2019年のR1の活躍に期待したいと思います!

全日本の開幕は4月7日で、JSB1000クラスは2レース開催されます。
今年は HRC vs YAMAHA FACTORYの対決になるのでしょうか!?
開幕が非常に楽しみです!!




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