ステファン・ブラドル HRCテストライダーに就任!24日からのMotogpテストに高橋、中須賀、野左根も参加!



昨年、スーパーバイク世界選手権に初参戦したドイツ人のステファン・ブラドル 選手がHRCのテストライダーとして、今月24日からセパンで開催されるMotogp プライベートテストに参加するとドイツのモータースポーツ専門サイト「 speedweek.com 」が報じています。

ステファン・ブラドルと言えば、世界選手権250ccクラスに参戦していたヘルムート・ブラドルの息子です。

レッドブルKTMジュニアチームから2006年の世界選手権125ccでデビューし、2007年はアルベルト・プーチ率いるレプソル・ホンダチームからの出場が予定されていたが、シーズン開幕前に突如引退を発表するも後に撤回。

ブルセンス・アプリリアチームからスペイン国内ロードレース選手権(CEV)125ccクラスへ参戦し見事チャンピオンを獲得。

その年に世界選手権へワイルドカード枠で4戦出場し好成績を収め、ヒューゴ・ファン・デン・ベルクに代わりレギュラーライダーの座を獲得。

2008年と2009年は地元ドイツのキーファー・レーシングから、アプリリアのワークスマシン RSA125を走らせます。





2010年 ブラドルは、キーファー・レーシングからmoto2クラスへとステップアップを果たし、2011年は 昨年まで使用していたスッター製フレームからカレックス製のフレームへ変更し、見事moto2チャンピオンに輝きます。
2012年シーズンより、ブラドルは最高峰MotoGPクラスにステップアップし、LCRから参戦します。
2015年シーズンより、フォワード・レーシングに所属するも苦戦を強いられ、第9戦インディアナポリスGPを最後にグレシーニ・レーシングに移籍しました。
2017年は、活躍の舞台をWSBKへ移しRed Bull Honda World Superbike Teamからニッキー・ヘイデンと共に参戦。
ニッキーが事故で他界した後、レギュラーライダーがブラドル一人となり 開発の遅れているCBR1000RRを何とかしようと言わんばかりに走らせるブラドル見ていて、心が絞めつけられる場面がありました。


見ている私がイライラしていた位なので、ブラドルの苦労は相当な物だったと思います。

それにしても私も勝手な事言いまくってますね・・・
ホント見ている方は楽で申し訳ないです・・・

マシンが仕上がった時の、ブラドルのキレのある走りが鋭くて大好きなのですが、去年の怪我した”靭帯裂傷”の具合が良くないんでしょうか?
怪我さえなければ、まだ世界で戦えるライダーだと思うので、レースから離れるのは勿体ないなぁと思います。


話が"ブラドルの生い立ち"みたいになってしまいましたが、speedweek.com が報じた本題に行きたいと思います。

speedweek.comによると、2011年に4勝を含む11度の表彰台を獲得して中量級のチャンピオンに輝き、翌年から5年間 Motogpクラスに参戦したドイツ人ライダーのステファン・ブラドルが今月28日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストを前に、24日から3日間実施されるプライベートテストに、青山博一と高橋巧と共に、HRCからテストライダーとして参加するとの事です。
なお、今回のプライベートテストには、ヤマハから中須賀克行と野左根航汰、スズキからシルバン・ギュントーリ、ドゥカティからケーシー・ストーナーとミケーレ・ピロ、KTMからミカ・カリオ、アプリリアからマッテオ・バイオッコが参加することも報じられています。



2018年のMotogpも いよいよ動き出しました。
まさに24日からのテストはオールスター勢揃いって感じですね。
DUCATI デスモセディッチGP18は1月15日の発表会で初披露!Honda RC213Vの開発方向は?」という記事で書いた通り、ロレンソ仕様のデスモセディッチも気になりますし、RC213Vの仕上がりも非常に気になります。
どんなテストになるか非常に楽しみです!

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