Monkey125(モンキー125)登場!大猿はモンキーマニア達に受け入れられるのか!?



多数のファンに惜しまれながらも、排ガス規制の強化で 2017年8月で生産が終了したホンダを代表する原付バイク「モンキー」ですが、第45回 東京モーターショー2017にコンセプトモデルとして出展されました。

コンセプトモデルなので、市販されるかどうかは解りませんが、このモンキー125 既に現地やネットで見た方も多いと思います。

誰しもがMonkey125を見て「デカイ!!」と思ったはずです!

このモンキー125は、グロム125用のエンジンがベースとなっていると言われており、エンジンは空冷4ストOHC125ccと公式アナウンスされています。

グロム国内仕様の最高出力は9.8ps/7000rpmなので、このモンキー125もほぼ、変わらない出力だと思います。

グロム125の車体サイズは、全長1755 全幅730 全高1000 に対し、モンキー125の車体サイズは、全長:1,713mm 全幅:753mm 全高:1,030mmとなっております。

全長は短いものの、幅、高さがグロムよりも数値が大きく、デザインや数値的に見てもマッチョに見えて当然と言えます。





グロムと大きく違うのはリヤサスがツインショックな事と、125ccのバイクなのに1人乗りになっているのは先代のモンキーの影響ですね。



ただ単に車体が大きくなっただけでなく、最新の装備が投入され フルLEDヘッドライトLEDテールランプ液晶デジタルメーターウェーブキーABS前後ディスクブレーキ等先進技術が装備されています。
ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプの灯火類が円状に光る所がオシャレですね。



このモンキー125ですが、「反応を見て市販化をするか否か決める」との報道があったそうで、ホンダとしては今回の東京モーターショーでの反応は想像以上に良好らしく、125サイズはモンキーじゃないという批判が集るかとも思ってたが批判的反応はほとんど無いそうですが、一般のライダーの反応は良くても、モンキーマニア達はどう思っているかが気になる所です。

と、言うのも思い出してください!
2007年の生産終了から1年の期間を経て、2009年にFI化されて再登場したモンキーが不評だったことを・・・

FI化された為、エンジンやキャブが改造しづらくなり、中古のモンキーが手に入りにくくなったのも事実です。
ハッキリ言ってモンキーほど日本でカスタムされてきたバイクはないでしょう。

国産のバイクの中でカスタムパーツが一番多いのはモンキーだと思います。

20万円の車体にカスタム費用は100万円以上なんて当たり前のコアなモンキーマニア達は1台所有するだけでなく、モンキーを2台、3台、それ以上所有しています。

歴代メッキ仕様の限定モンキー、モンキーBAJAやモンキーR、モンキーRT等は即完売し、今までのモンキーの販売台数を支えてくれたのは、そんなコアなモンキーマニア達のおかげだと思います。

モンキーは、チープなスペックのバイクですが、エンジン内部からフレームに至るまでのカスタムの自由度が高く、安価でフルチューンして世界に1台だけの自分スペシャルのバイクを作れるところに醍醐味があるのだと思います。



しかし、どんどん厳しくなる排ガス規制からFI化への流れは仕方のない事です。

ベースとなるグロム用にヨシムラからキャブコンバージョンKITが発売されていますが、キャブレターは別売りなので最低でも7万円はします。
排気量が小さいからパーツ代も安いのがminiバイクの醍醐味なのですが、グロムの価格は351,000円です。
恐らくモンキー125も市販されると同じような価格か、40万円近くになる予感が・・・

モンキー125は前後ディスクブレーキですが、グロムのキャブレター化キットの様にbremboやNISSINから「モンキー125 ドラムブレーキ コンバーションキット」なる物が発売されたら世も末です。

2009年にFI化されたモンキーが販売台数を落とし、逆にバカ売れしたのがコチラの125cc中国製のキットバイクです。

ホンダの純正パーツが80%装着でき、社外パーツも使用できます。
別にパーツが合わなくても、加工して取り付けるくらいコアなモンキーユーザーには朝飯前です。
そして一番の決め手が価格です。
キャブモンキーの最終型の販売価格が20万円程で、FIモンキーの販売価格が29万円。
そして、今回コンセプトモデルとして発表されたモンキー125は35万円~40万位の価格になるだろうと予測しますが、中国製のキットバイクは99,800円です。

国産のパーツも使えるし、中華モンキーの方がモンキー125でもいいじゃん!

個人的にモンキー125市販後も中国製のキットバイクが売れ続ける気がしてなりません。

最後に言っときますが、モンキー125が嫌いとか、モンキー125を否定するわけでは無いので、あしからず!!

果たして、モンキー125はモンキーマニア達に受け入れられるのか!?
市販されて販売台数がどうなるのか気になる1台です。

コメント

  1. 鏡面仕上げにした、キャリアを追加して愛犬とツーリングしてた人もいるくらいの、様々な楽しみ方ができるのは魅力的ですね。

    ホンダ モトラも復活しないかな・・w

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    1. 車体の大きさを考えると、モトラがぴったりですね!!
      このエンジン+車体サイズでモトラ最適な気がします!!

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