歴代最強パワーウエイトレシオ!CRF250Rがフルモデルチェンジ!旧モデルとのスペック比較

今年の6月にフルモデルチェンジしたCRF450R・CRF150Rに遅れる事4ヶ月!

ついにフルモデルチェンジしたCRF250Rが発表されました。

前モデルよりも大幅パワーアップしているので予約殺到すると思いますので先に言っておきます。

受注期間は2017年10月6日(金)から2018年1月31日(水)となっておりますので、欲しい型は早めの注文をした方が良さそうです!

新型CRF250Rはスタート時の優位性確保と加速性能の向上を目標に開発されており、歴代のHondaのCRF250Rの中で最強のパワーウエイトレシオを誇るエンジンを実現しています。

まずはエンジンですが、2016年モデルと比べて大幅パワーアップの別物エンジンと言っても過言ではありません。

旧型までOHC 4バルブだったエンジンですが、新設計のエンジンはDOHCへ変更されています。

ボア・ストロークも変更され、旧モデルの76.8×53.8から79.0×50.9とビックボア&ショートストローク化されています。






バルブ挟み角度は21.5°から 20.5°へ狭角化し、ストレートポート化に貢献しており、吸・排気ポートはダウンドラフト吸気レイアウトを採用し、従来モデルよりも吸入長を短くしたことで高回転化されています。


3つのエンジン特性のモードを手元で切り替え可能なエンジンモードセレクトスイッチ/インジケータを採用。
幅広いコンディションに対応する3つのモードSTANDARD(モード1)/SMOOTH(モード2)/AGGRESSIVE(モード3)
を設定し、スロットルOFF状態で、エンジンがアイドリング状態ならば、切り替えが可能です。
さらにモード2モード3はオプションのHRCセッティングツールで任意の変更を可能としています。

排気系はユニークな事に、2系統に独立した排気システムなどを採用しており、燃焼室直後のポート形状を極力ストレート化することで排気効率の向上に寄与しています。
さらに、右側エキゾーストパイプにはレゾネーター室を設けることで排気の脈動効果をコントロールし高回転域の出力を損ねることなく、低中回転域の出力向上を実現しています。

右側だけFMFのパワーボムみたいになっている感じですね!

始動方式はCRF450Rと同じようにキックスターター機構を廃止し、セルフスターターを追加しながらも、エンジン重量増をわずか1kg以下とし、軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載することで、キックスタートの煩雑さをなくし、レース中の再始動におけるタイムロスの低減に寄与しています。



メインフレームは剛性と柔軟性を高次元で両立させながら340g軽量化されており、サブフレームは、後端部を鍛造から軽量な押し出し成型品に変更し約20%軽量化を実現しており、マスの集中に大きく貢献し、軽快な操縦性に寄与しています。
また、フューエルタンクを従来の樹脂製から、より軽量なチタン製へと変更しています。

車体ディメンションも見直されており、スイングアームを従来の588mmから573mmに変更し、ホイールベースを短くすることで、リアのトラクションアップと共に軽快なハンドリングを追求しています。
フロント周りも変更されており、キャスター角とトレール量を見直しハンドリングの安定感も追求。
さらに重心位置を低くすることでフロントの浮き上がりをおさえ、加速パフォーマンス向上に貢献しています。

全体のパッケージングで低重心化を図ることによりトラクション性能を追求するとともに、ライダーが動きやすいスリムな車体デザインとマスの集中化があいまって優れた操作性と軽快なハンドリングを実現しています。


さて、題名にある通り旧モデルとのスペックを比較したいと思います。

<通称名> 
CRF250R(2016)
CRF250R(2018)
※2016・2018変更無しは紫色
<車名・型式>
ホンダ・ME10
ホンダ・ME12
<全長×全幅×全高(mm)>
2,181×827×1,271
2,181×827×1,273
<軸距(mm)> 
1,489
1,486
<最低地上高(mm)>
322
327
<シート高(mm)>
951
957
<車両重量(kg)>
105.6
108
<エンジン種類>
水冷 4ストローク OHC 4バルブ 単気筒
水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 単気筒
<総排気量(cm3)>
249.4
<内径×行程(mm)>
76.8×53.8
79.0×50.9
<圧縮比>
13.8
13.9
<燃料供給装置形式>
電子制御燃料噴射装置PGM-FI(スロットルボアφ46mm)




<始動方式>
プライマリーキック式
セルフ式
<点火装置形式>
フルトランジスタ式デジタル点火
DC-CDI
<燃料タンク容量(L)>
6.3
<クラッチ形式>
湿式多板コイルスプリング式
<変速機形式>
常時噛合式5段リターン
<変速比>
1速 2.357 2.230
2速 1.888 1.800
3速 1.555 1.470
4速 1.333 1.227
5速 1.136 1.043
<減速比(1次/2次)>
3.166/3.769
3.473/3.692
<キャスター角(度)/トレール量(mm)>
27°23´/118.0
27°29′/??
<タイヤ> 
前 80/100-21 51M
後 100/90-19 57M
<ブレーキ形式>
前・後 油圧式ディスク
<懸架方式>
前 テレスコピック式(倒立サス)クッションストローク305mm
後 スイングアーム式(プロリンク)アクスルトラベル313mm
  スイングアーム式(プロリンク)アクスルトラベル317mm
<フレーム形式>
アルミツインチューブ

となっております。


受注期間は、2017年10月6日(金)~2018年1月31日(水)までとなっており、販売計画台数(国内・年間)200台です。
気になる価格ですが、831,600円(消費税抜き本体価格 770,000円)
となっております。
気になる方はお早めにご予約下さい!

コメント

  1. 赤字は2017ではなくて、2018です。

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    1. おっしゃるとおり間違えていました。
      ご指摘ありがとうございます!

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