2017年10月7日土曜日

初めてでも超簡単!費用も安いバイクのユーザー車検の方法!

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本日、愛車のRSV4ファクトリーを大分運輸支局へユーザー車検を受けに行ったので、初めての方でも解るようにユーザー車検の方法を紹介したいと思います!

バイクを趣味としている人への悩みの種の一つに、2年に1度やってきて、結構な金額がかる「車検」があると思います。

バイクの車検は、販売店や日頃バイクの面倒を見てもらっているお店へ頼む他に、自分で車検場へ持って行く「ユーザー車検」があります。

最近ではバイクの代行車検もありますが、とある代行業者の料金表を見ると、私の乗っているバイクは外車なので国産車の料金+20,000円かかるとの表記が・・・

国産車と行う作業は同じなのに・・・

また、販売店や日頃お世話になっているバイク屋さんだと、仕事の状況で車検が終わるまで1週間以上かかる事もあります。

整備・点検等もしっかりしてくれるのは良いのですが、ネットで検索してみたら費用は平均7万円位が相場みたいですが、7万円あれば結構なパーツが買えますよね・・・

外車の場合の平均車検費用は、もっとかかるようです。

ユーザー車検の場合、1日で車検も終わるので時間もかかりません。

更に一番嬉しいのが、費用が安いという事です!

私は外国車の1000ccのスーパースポーツに乗っていますが、今回の車検費用は(内訳は記事中で紹介します。)17,020円でした。


ユーザー車検を受けるには、平日に車検場へ持って行く必要があります。

仕事などで平日休みが取れない人には、平日に休みを取る事が最初の難問かもしれません。

プロに任せて、車検の際にキッチリと整備してもらう事も、もちろん大事です。
しかし、低予算で車検を通したい方や、普段からバイクのメンテナンスを行っている方や、バイクの構造を学んだり、これからメンテナンスを自分で覚えていきたいと考えている方が多いのではないのでしょうか?
そんな方は、ユーザー車検がオススメです。




車検期間
バイクの車検期間ですが、新車で購入した場合は初回に限り3年間ですが、それ以降は2年に1回車検を受けなければなりません。
中古で購入したバイクも同じで、2年に1度車検を受ける必要があります。
乗っているバイクの車検期間が解らない場合は、車検証に記載されている「有効期間満了日」の欄に記載されています。
車検は満了日の1ヶ月前~受けることが可能で、満了日までの間に車検を受れば、有効期間日を変えずに引き継ぐことができます。


車検を受ける場所
ユーザー車検を受ける場合、各エリアにある陸運局の運輸支局か検査登録事務所(以下、陸運局で受けることができます。


車検を受ける前に最低限整備すべき項目
車体寸法の確認
  車検証記載寸法の±2cm以内(主にハンドルの左右レバー幅、もしくはハンドル)
高さ 車検証記載寸法の±4cm以内(ミラーは含まず、ハンドルより上のマスターシリンダーの高さから ※カウルありの場合はカウルの上部の高さ)
全長 車検証記載寸法の±3cm以内(主にフロントタイヤの先とリヤフェンダーの一番出ている部分)

注意点:ハンドルを交換している車両、ローダウンしている車両、ノーマルスクリーンを社外品に変えている車両は注意が必要です。
また、ノーマルスクリーンでもスクリーンモールがちゃんと付いているかチェックしておきましょう!

タンデムシート・タンデムステップの確認
車検証記載の乗車定員が2人となっている場合は、タンデムシート・タンデムステップ・タンデムシートのベルト(もしくは、タンデムグリップ)が必要です。
スーパースポーツモデルを乗っている方で、普段シングルシートカウルを付けている方は注意しましょう!

ウインカーの確認
ウインカーのレンズ(発光部)面積は7c㎡以上ないといけませんので、社外品に交換している場合は注意が必要です。
LEDレンズに変えて、点滅速度が速すぎたりしていませんか?
逆に遅すぎてもいけません。
色はオレンジと決まっているので、ウィンカーレンズがクリアの場合、ウィンカー球はオレンジでなければなりません。
取り付け角度によって、視認面積不足となる場合があるので注意が必要です。

マフラーの確認
最近のバイクですと車検証の備考欄に接排気騒音規制値が記載されています。
この排気音が、この値以内でないと車検に通りません。
また、マフラーはノーマルマフラーかJMCA政府認証マフラーで触媒機能が生きていないと車検が通りません。
大体、ノーマルマフラーを付けていれば通りますが、排気漏れが無いか、サイレンサーのグラスウールが劣化していないかチェックしておきましょう。

リフレクターの確認
車体後部のリフレクターが適正に付いているかチェックしておきましょう。
後部反射器(リフレクター)については、
〇後部反射器の中心の高さが1.5m以下。
〇後部反射器の中心が、車体中心線上にあること。
〇後部反射器は次の範囲の全ての位置から見通す事ができるように取り付けられていること。
・後部反射器の中心を含む水平面から、上方10度、下方10度の範囲
・左右の範囲は、±30度の範囲。
・大きさの規定は、10㎠以上の物。
と決まりがありますので、チェックしておいてください。

ハンドルロックの確認
忘れがちですが、ハンドルロックがかからないと車検に通りません。

シフト表示
ミッション車にはシフトペダルの近くに「1・N・2・3・4・5・6」の様なシフトパターンが表示しているステッカーが貼られているか、刻印があるはずです。
これが無いと車検に通りませんので、フロントスプロケカバーを交換していたり、ステッカーが剥がれている場合は注意が必要です。
ちなみに、このステッカーが無い場合は、自作しても構いませんし、マジックで車体に書いてもOKです!
とにかく表示しましょう!

電飾品
ビクスク等で良く見る、ネオン管やLEDなどの電飾を付けている場合も車検には通りませんので、取り外しましょう。

ヘッドライトの光軸・光量(最難関)
恐らくヘッドライトの光軸が、一番 ユーザー車検で難しい項目ではないでしょうか?
最近のバイクのノーマルヘッドライトでしたら、大体 光量はOK(DR-Z400SMは除く)だと思います。
バイクのヘッドライトは、「ハイビーム」で光軸と光量を測定します。
光軸って夜に自分で調整しても、車検場で検査する時は機械で計測します。
極端な話、自分で調整する場合に少しでも車体が左右どちらかに傾いていたりすると正確な光軸は出ません。
光軸は素直にテスター屋さん(後述)で合わせてもらうのをお勧めします。
2000円くらいで光軸を合わせてくれます。
ちなみに、テスター屋さんの機械でバッチリ光軸を合わせても、検査場と使用する機械が違ったり個体差の関係で検査の際にズレる場合があります。
それくらい光軸はシビアです。
また、ハイビームにした時にロービームも付いたままの車両はロービーム側をガムテープ等で塞いで光軸の検査を受ける必要があるそうなので注意が必要です。
(私のバイクはハイビーム単独で転倒する車両でした)
1回目はダメ元で検査ラインを通してみて、ライトの光軸を確認するというのは代行業者でも当たり前にやっています。
ですから、そのまま検査場へ1度持って行き、光軸で落ちた場合に、どの方向へ どれ位ズレていたか聞いて、テスター屋さんへ持って行くのが一番効率がいいと思います。
大分運輸支局では不適合状況が記載された用紙がもらえました。


再検査について
いずれかの検査項目で不合格になった場合の再検査については、各地域の運輸支局等で異なる点はありますが、営業時間内に再検査を受けられる回数に制限はありません。
しかし、1回の申請につき、3回まで検査を受けられると決まっています。
簡単にまとめますと、
「1日何回でも再検査は受けられるけど、3回の検査ごとに再度検査手数料を払う必要がある」
と言う事です。




車検の予約
車検を受ける前に予約を入れなければなりません。
大分運輸支局へ電話すると、音声ガイダンスが流れ指示通りにボタンを押して行くと、「現在電話が込み合っていますので、そのままお待ちください」と言われ、やっとオペレーターに繋がったと思ったら「今は車検の予約はインターネットで受付けていますので、そちらでアカウントを作って予約を入れて下さい」との事でした。
なので、国土交通省 自動車インターネット予約システム (クリックでページが開きます)からアカウントを作り、予約を入れて下さい。


ユーザー車検当日の持ち物
・車検証

・軽自動車税納税証明書
(4月~5月に送られてきて、5月末までに支払わないといけない軽自動車税の納税証明書です。)
※紛失した時は、各市区町村の税務課で再発行出来ます。
 車検を受ける陸運局では発行できませんので注意が必要です。

・自賠責保険書
※現在加入しているものを持っておいてください
(車検を受ける際、「今まで入っていた自賠責保険」・「新たに継続加入した自賠責保険」の2枚が必要になります。
また、先に自賠責保険を更新しておいても良いですが、大体 敷地内に更新できる窓口があります。(大分運輸支局は同敷地内にある大分陸運会館で更新できます。)

・筆記用具と認印
認印は自分所有のバイクの車検でない場合は必要になります。
何があるのかわからないので、持っていた方が無難です。

・自動車インターネット予約システムで予約した際の予約番号のメモ等
受付窓口で自分の予約番号を言う必要があります。
予約が完了した際にメールが送られて来るので、IDを作る時に登録するメールアドレスを携帯にしておくのが良いでしょう。

・定期点検整備記録簿
これは持つ人、持たない人が別れます。
車検当日の持ち物に含めましたが、別に持ってなくても車検は通ります。
提出すると車検証の備考欄の[検査時の点検整備実施状況]という欄に「点検整備記録簿記載あり」との記載がされます。
提出しなければ、「点検整備記録簿記載なし」と表示されます。
定期点検整備記録簿は、何かと記入が分かりづらかったり、様式も様々で「事業者名・所在地・認証番号」等を書く欄があったり、結構ややこしかったりします。
ユーザー車検で運輸支局に持ち込まれる大半は、定期点検整備記録簿を提出しない人が多いそうです。
私は提出せずに車検を通したのですが、窓口で「点検しといてください」と、一言いわれただけでした。
※こちらのページから 二輪自動車定期点検整備記録簿 をダウンロードできますので、必要な方はご利用ください。



持っておいた方が良いもの
・簡単な工具
検査で想定外の箇所が引っかることもあり、その場合は整備が必要になります。
最低限の工具は持参しておいた方が良いでしょう。

・クリアファイル
何気に持ち歩く書類が複数あるので、書類を無くさない為や、直ぐに書類を出せるように持っておいた方が良いでしょう。

・リュックサック
車両に書類などを入れるスペースがあれば必要ありませんが、書類を持ったままバイクを押して移動するのに、片手で押すのは至難の業です。

今回車検を受けた時に、リュックサック持って来ればよかったと後悔しています。

筆記用具や必要書類を持参する必要があるので、自走で行く方は恐らく持って行くと思いますが、車検切れでトランポに載せていく人も持っておいた方が便利かもしれません。




車検当日
バイクの整備を終え、車検の予約したら予約当日に陸運支局へ行きます。



仕事で中々休みが取れず、車検を切らしていたので車両を軽トラックへ積み出発です。
混んだり、再検査となった場合に時間に余裕ができるように、1ラウンド目を予約しました。



大分運輸支局へ着きました。
手前のグレーの建物が大分運輸支局で、奥の白い建物が大分陸運会館です。
車両をトラックから下ろし、大分運輸支局へ入り 7番のユーザー車検窓口へ行きます。
運輸支局へ行くと、作業ツナギを着た整備士の方に交じり、どう見ても一般のおじいちゃん・おばあちゃんが何人も自動車のユーザー車検に来ていたのには驚きました。
窓口で予約していることを伝え、「ユーザー車検初めてなんです。」と伝えると丁寧に説明をしてくれます。

説明を受けた後、用紙をもらい隣の大分陸運会館で印紙を買ってきてくださいと言われるので、陸運会館へ行きます。

指定された窓口へ行き、印紙を購入します。
購入する際に書類一式を一緒に出し、受付の人が印紙を貼ってくれます。

ここで購入した印紙は
自動車検査整備印紙代 400円
自動車審査証紙代 1,300円
自動車重量税印紙代 3,800円
でした。

※ちなみに、重量税は車両の初年度登録から何年経過しているかによっても変わります。
初年度~13年未満 3,800円
13年以上     4,600円
18年以上     5,000円

印紙の購入が終わったら、再びユーザー車検窓口へ行き、印紙を貼った用紙を7番のユーザー車検窓口へ提出します。
すると、説明を受け書類を渡されるので記入していきます。
私の場合初めてのユーザー車検なので記入例を渡してくれました。
よく「ユーザー車検は手続きや書類記入が面倒だ」という人が多いですが、全然難しくありませんし、終わってみれば「この程度の書類記入か」という感じです。
前の車検証と記入例を見ながら書けば難なく終わります。
バイクの走行距離を記入する欄がありますので、あらかじめ現在のバイクの走行距離を覚えておくか、メモしておいた方が良いと思います。



書類が完成したら提出し、いよいよ検査へ向かいます。

所定のラインで並んでいる間に、他の人の検査の様子を見ておくと良いと思います。
初めてユーザー車検を受ける場合は、検査員に「ユーザー車検初めてです」と必ず伝えた方が良いでしょう。
付き添って丁寧に教えてくれます。
あとは、検査員の方の指示通りに進めていくだけです。
5分程で検査は終わります。

一通り検査を受けたわけですが、最初の検査では何と2項目落ちてしまいました。
1つめは、やはり光軸でした。
「光軸は受からないだろうなぁ」と思っていたので、予想通りの結果でした。

そして、もう一つの項目は何とリフレクターでした・・・
1.2cm×5cmのリフレクターを2枚貼っていたのですが、検査員の方がスケールをしっかり当てずに「横の長さが足りませんねぇ。4.5cm位しかないですね。」と言われました。
んなアホな!?と思い「ずっとコレで通ってましたし、横幅5cmあるはずです。」と言いましたが、スケールをリフレクターに当てず、宙に浮かせたまま「いや、これ4.5cm位しか無いですね。」と言い張るので、人間の丸い私は「リフレクターなんか安いし、ホームセンターで買えばいいしな」と気持ちを切り替え、言い争って変な印象を持たれても困るので、権力には逆らわず引き下がりました。

こうして、2項目が引っかかった訳ですが、大分運輸支局では、下の画像の様なに不適合状況が記載された用紙を貰えました。

用紙を見ると、光軸が右に30cm以上ズレていました。
この用紙を持って、テスター屋さんへ行きます。
大体どこの検査場も、近くにテスター屋が存在します。
あらかじめ最寄りのテスター屋さんを確認しておくと良いと思います。
車両を再び軽トラックへ積み込みテスター屋さんへ移動します。

今回私は、東和テスター さんに光軸の調整をお願いしました。

東和テスターさんに着くと、非常に感じの良い若いお兄さんがいました。
あらかじめ光軸の調整方法を、RSV4 Factoryのサービスマニュアルで確認して見たのですが、流石はイタ車のアプリリア・・・
光軸の調整箇所がどこなのか載っていませんでした・・・

お兄さんに「サービスマニュアルにも光軸の調整方法が載っていなくて良くわからない」と伝えると、「多分これですかね?」と呟き、あっさり調整ネジを見つけてくれました。
RSV4オーナーの方の為に載せておきますが、RSV4の光軸は以下の画像の通りです。



  
光軸を合わせる前に不適合状況が記載された用紙を見せ、どういう風にズレていたかを教えます。
テスター屋さんでも検査場と同じように機械を使いながら光軸を合わせて行きます。

調整してくれたお兄さん曰く、機械が検査場の物と違う為、時々横方向へ光軸がズレる事があるそうです。
その場合は、何度でも持ってきてもOKで、料金はかからず再度無料で調整し直してくれるそうです。
東和テスターさんでは光軸調整料金が2,000円でした。
調整が終わり、リフレクターを買わないといけないので、この辺にホームセンターが無いかお兄さんへ聞いたところ、200m先に自動車部品の卸売店の株式会社 アサヒ さんがあることを教えてくれたので、早速向かいます。
すると、今付いてるリフレクターと同じものがあったので、1枚足して貼り付けました。




不適合箇所を直し再び検査場へ向かい用紙を持って、そのままラインへ並びます。
今度は問題無く、再検査をパスし合格しました。

合格し、大分運輸支局のユーザー車検窓口へ行くと、自賠責保険をまだ更新していなかったので、大分陸運会館の10番窓口で自賠責保険を更新してくるように言われました。
窓口へ行き、前の自賠責保険の証書を提出し5分ほど待てば自賠責保険の更新が終わりました。
費用は、24ヶ月で11,520円でした。
更新が終わり、再度ユーザー車検窓口で書類を提出すると新しい車検証がもらえます。
定期点検整備記録簿を提出しなかったのですが、車検証を貰う際に「点検しておいてくださいね」と言われただけでした。

最後に今回ユーザー車検の費用の内訳ですが
自動車重量税印紙代  3,800円
自動車審査紙代    1,300円
自動車検査登録印紙代    400円
自賠責保険更新料   11,520円
______________________________
    車検代合計 17,020円

でした。

しかし、今回テスター屋さんへ持って行ったので、光軸調整料2,000円+リフレクターの反射板300円が追加でかかってしまいました。
それらを含めると、今回の車検代金は19,320円になりました。

いかがだったでしょうか?
敷居は高そうに感じますが、実際やってみると簡単です!
文の途中にも書きましたが、おじいちゃん・おばあちゃんでさえ自動車のユーザー車検に来るくらいですし、解らないところあっても、係りの人が丁寧に教えてくれます。
財布にも優しいですし、浮いたお金でパーツも買えます!
ユーザー車検を考えている人は是非行ってみてはいかがでしょうか?

最後に思った事ですが、今回私のバイクの車検が切れていたので軽トラックで運んだわけですが、検査場で下ろし検査→不合格で軽トラックへ積む→テスター屋さんで積み下ろし→検査場で降ろす→再検査 と1回で通らなかったため、積み下ろしが面倒くさかったです。
ユーザー車検に関しては、車検が切れる前に自走で持って行くのが楽だと思います。





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