フルモデルチェンジの前兆か!?ヤマハYZF-R25 Movistar Yamaha MotoGP Edition発売!

8月9日にYAMAHA発動機から、YZF-R25および、YZF-R3 ABSに モビスターヤマハ MotoGPエディションが台数限定で販売されることが発表されました。面白いことに発売時期がYZF-R25とYZF-R3 ABSで1か月近く開きがあります。

スタンダードモデルと何が違うのかと言えば、カラーリングが MotoGPのMovistar Yamahaチームのレプリカと言うだけです。

どうせなら、多少値が上がっても良いので、ヤマハがオプションとして販売しているワイズギアKYBスペシャルサスペンションを前後装備で、後付けするより少し安い価格で販売した方が話題性もあり、付加価値も高くなり、Motogpの名に恥じない「走りに特化したエディション」だと宣伝できたのでは?と個人的に思ってしまいます。

さて、噂されているフルモデルチェンジや、気になる価格、販売時期は以下の通りです。

※2018年モデルが発表されました。
気になるフルモデルチェンジ等の情報も こちらのページにまとめていますのでご覧ください。
まずは、商品説明と行きたいのですが、カラーリングのみ変更なので、特に書く説明もありませんが・・・

ヤマハ発動機株式会社は、水冷・直列2気筒320cm3エンジンを搭載する「YZF-R3 ABS」および、水冷・直列2気筒249cm3エンジンを搭載する「YZF-R25」に“Movistar Yamaha MotoGP Edition”を設定、それぞれ9月15日、10月13日より台数限定にて発売します。

 「YZF-R3 ABS」「YZF-R25」は、高次元な走行性能とスタイルを具現化し、同時に日常での扱いやすさを両立した人気のモデルです。
“Movistar Yamaha MotoGP Edition”は、スタンダードモデルをベースに、本年5月ヤマハ・グランプリ通算500勝達成も決めたMotoGPマシン「YZR-M1」のカラーリングイメージを再現しました。
主な特徴は、1)レースを象徴するカラーであるヤマハレーシングブルーの外装色、2)MotoGPマシン「YZR-M1」をイメージさせるグラフィックデザイン、3)ゴールドカラーの音叉マーク、4)イエローカラーのサスペンションコイル、5)ゴールドカラーのブレーキキャリパーなどです。
 製造は、当社のグループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing (YIMM)で行います。

メーカー希望小売価格

YZF-R3 ABS Movistar Yamaha MotoGP Edition(300台限定)

642,600円 [消費税8%含む] (本体価格 595,000円)
YZF-R25 Movistar Yamaha MotoGP Edition(400台限定)
567,000円 [消費税8%含む] (本体価格 525,000円)




ちなみに、Movistar Yamaha MotoGPが走らせる本物のYZR-M1がこちらです。

よ~く見ると結構違いますね・・・
スポンサーの名前がENEOSしか入ってないのは色々大人の事情があるのでしょうが、少しみすぼらしく感じるのは私だけでしょうか?
記事冒頭に、「ヤマハがオプションとして販売しているワイズギアKYBスペシャルサスペンションを前後装備で発売すればいいのに!」と書きました。
ワイズギアが発売しているスペシャルサスペンションがこちらです。


ワイズギアKYBスペシャルサスペンション リア 
(クリックで商品ページが開きます)

特長
アルミボディと加圧式別体オイルタンク採用
ハードな走行においてリアサスペンション温度が上昇した場合、オイルの粘度は低下、
また繰り返しの伸縮によりオイルは泡立ち、減衰力が不安定になる場合があります。
ワイズギアKYBスペシャルサスペンション(リア)ではアルミボディを採用することで放熱性を上げ、かつ別体タンクを採用することでオイル量を増加し油温の上昇を抑え、また別体タンクを加圧することでオイルと空気を分離することにより、サスペンションオイルの泡立ちを防ぎ安定した減衰力を発揮できます。

伸圧減衰調整とネジタイププリロード調整機構を装備したフルアジャスタブル
伸減衰調整範囲20段(出荷時12段)調整場所 下側ボディ側面
圧減衰調整範囲20段(出荷時12段)調整場所 サブタンク
プリロード調整範囲 スプリングセット長 最強123mm~最弱129mm(出荷時127mm)
(バネ定数160N/mm)無段階ネジ調整式
下側アイ部分に高精度ボールジョイント採用

リアサスペンション取り付け下側アイ部分にはSTDのゴムブッシュに対して高精度なボールジョイントを採用しました。
リアアーム周りの動きをよりストレートにサスペンションユニットへ伝えるとともに、ハードな走行で車体廻りにねじれが発生した場合でもリアサスの動きが妨げられにくくなっています。
スプリングにはワイズギアKYBのテーマカラーであるオレンジ色のパウダーコーティングを採用
ワイズギアKYBスペシャルサスペンション YZF-R25/R3・MT25/03ステッカー各1枚同梱
タンデム走行、荷物積載にあわせた推奨セッティング表付属
MFJ JP250使用可



ワイズギアKYBスペシャルサスペンション フロント
(クリックで商品ページが開きます)


特長
高精度カートリッジダンパー採用
一般的にハイクラスモデルにのみ採用される、右側に伸側、左側に圧側とそれぞれ独立した減衰力を発生させるカートリッジタイプのダンパーを採用。
フロントフォーク作動速度に応じて減衰力が立ち上がる高精度バルブ機構によりワンクラス上の走りを実現。減衰力調整は伸側、圧側ともに10段階の調整範囲(出荷時各6段)を持ち、好みに応じた幅広いセッティングが可能です。
インナーチューブに『KYB New DLCコーティング』を採用
DLC(Diamond Like Carbon)コーティングは硬質クロームメッキの上にダイヤモンドと黒鉛の中間のような組成のコーティングを行い摩擦の低減と表面硬度の向上を図ったものです。『KYB New DLCコーティング』は従来のDLCコーティングに比較してさらに30%の摩擦低減を図ったもので、サスペンションの初期作動性の向上に寄与しサスペンション低速作動時の滑らかな乗り心地を実現しています。

オレンジアルマイトを配したプリロードアジャスターの採用
フロントフォークスプリングの初期荷重を調整するプリロードアジャスターを装備しそのカラーリングは「ワイズギアKYBスペシャルサスペンション」シリーズのイメージカラーであるオレンジアルマイトを採用しています。
プリロード調整範囲 5mm(64.5N)~18mm(232.2N) 出荷時15.5mm(200N)
ワイズギアKYBスペシャルサスペンション R25/R3 MT25/MT03 ステッカー各2枚同梱
タンデム走行、荷物積載にあわせた推奨セッティング表付属

注意事項
※本商品は減衰力発生機構が変更となるため、MFJ JP250クラスのレギュレーションには不適合となります。
その他の競技に関しては事前に主催者へご確認ください。
MFJ JP250クラスへの出場にはダンパーロッドタイプの『ワイズギアKYBスペシャルインナーキット』を御利用ください。
※KYB New DLCコーティングのインナーチューブは黒色のためオイルシール付近のインナーチューブ表面に薄く油膜のように光って見える場合がありますが、オイルシールのリップ部分を保護、潤滑するための油分でありオイル漏れではありません。


注意事項に出てきたワイズギアKYBスペシャルインナーキットはこちらです。

ワイズギアKYBスペシャルインナーキット 
(クリックで商品ページが開きます)

特長
サーキット走行を視野に入れ、バネレートをアップした強化スプリングとスペーサー
バネレートをSTDの片側6.45N/mmから7.0N/mmへ約8.5%ハードにしました。
(組み立て長さの関係から必ず付属のスペーサーとセットで使用)

減衰力を約40%UPのピストンロッド

減衰力を発生するピストンロッドのオリフィス径を変更しハードな走行に適するよう、減衰力を約40%UPしました。(ストロークスピード0.3m/s時)
プリロードアジャスターの採用
MFJ JP250 技術仕様で許可されたプリロードアジャスターを採用しました。
最大15mmのプリロードを追加でかけることが可能です。また、部品の一部にはワイズギアKYBスペシャルのイメージカラーのオレンジアルマイトを採用し、存在感をアピールします。
ワイズギアKYBスペシャルインナーキット ステッカー×2同梱

となっております。
カラーリングだけでなく、上記の足回りが付属すれば欲しいなぁ~と思います。
スタンダードモデルのYZF-R25が、55万円です。
今年出たHONDAの バカ売れバイク CBR250RRは75万6千円です。
7万5千円するリアサスと12万円するフロントサスが付いて70万円以内か70万円付近なら確実に売れると思います。

最後に噂されている次期YZF-R25ですが、未だに詳細やスパイショットが上がってきませんね・・・
大体メーカーがスペシャルカラーやスペシャルエディションを発表した後にフルモデルチェンジするというケースがこの業界のお決まりなので、CBR250RRに市場・レースでの成績と、共に持って行かれている状況なので確実に2018年か2019年にフルモデルチェンジはしてくるはずです!
その辺の事は過去記事の 2018年?2019年?モデルのNinjya250とYZF-R25について に書いていますので、読んでいただければ幸いです。

個人的に物凄く次期YZF-R25には期待しています。
しかし、YAMAHAには2013年に盛大に騙されていますので、もしスパイショットやスペックなどの詳細が出ても疑いの目で見てしまうのは否めません。

ん?皆さん2013年にYAMAHAに騙されたのをお忘れですか?
2013年にYAMAHAが発表したYZF-R25はコレだったのをお忘れですか?
東京モーターショーに展示されてた車両がコレだったのをお忘れですか!?

無茶苦茶カッコイイ!!と純粋な心を持っている私はYZF-R25に一目ぼれしました。
しかも、Motogp界の生きる伝説 バレンティーノ・ロッシを起用してまでの宣伝VTRをYoutubeに公開しています。

ロッシでさえ美しいYZF-R25にこの表情

匂わせぶりな広告

本当に盛大に騙されてしまいました。
騙す側は「あれはコンセプトモデルですから」で済むのでしょうが、騙された側としてはガッカリ感が半端ないです。
次期モデルのYZF-R25が発表されるのは楽しみですが、YAMAHAさん今回は騙し無しでお願いします!!

コメント