ドカティ新型カウルお披露目!MotogpクラスFP1,2リザルトとBSBのFP1,2リザルト


昨日行われたMotogp第10戦チェコグランプリ(ブルノサーキット)のフリープラクティス2の残り12分というタイミングでホルヘ・ロレンソのデスモセディッチGP17に新型のフェアリングが装着され、各方面で話題となっています。そんな話題を呼んだMotogpクラスのFP1,2のリザルトと同じ日程で行われているBSBのFP1,2のリザルト、そして、新しいDucatiの新型カウルを振り返ってみたいと思います。


まずは、デスモセディチの新型カウルから。
こちらがシーズン前にテストされていた「ハンマーヘッド」と呼ばれているアッパーカウルです。

そして、今回FP2で初お披露目となったカウルが以下の画像です。

だいぶ変わってますね・・・・
ちなみに、普通のカウルと比較するとこんな感じです。

今まで使っていたカウルと比べると、横のボリュームが出てかなり大柄なバイクに見えます。







開幕前のテストの時に使用していたハンマーヘッドも今回の新型カウルも、奇抜なデザインのために賛否両論あると思います!!
しかし、レースの世界では、不思議とカッコ悪くても、速くて勝てるマシンになって結果が付いてくるとカッコ良く見えてくるもんです!!
このカウルがシーズン終盤にはカッコ良く見えるかもしれません!!

今回、新型カウルを使用したロレンソのコメントですが、「午後は重要なセッションとなりました。
最終的な順位は期待していなかったけど、とても満足です。
最後に新品タイヤを使用しませんでしたが、バイクの挙動を理解することが重要で、ここまでの問題の1つであったフロントの加重を作り出す新しいカウルを試し、全体的には良かったです。
当然、ネカガティブなところもあります。
ストレートでトップスピードを少し失ってしまいますが、高いポテンシャルを秘めていると確信しています。
グレートなテストでした。ドゥカティは素晴らしい仕事をしてくれた!」
とコメントしています。

確かにこれだけ大きくて空気抵抗のありそうなカウルならダウンフォースでフロントの接地感は出て、最高速が落ちるのは仕方ないでしょう。
このカウルの生み出すフロントの接地感で、ロレンソはYAMAHA時代のキレッキレの走りをDucatiでも披露してくれることを願います!

さて、Motogp第10戦チェコグランプリのFP1,2のリザルトは以下の通りです。

FP1(ウェット) ※クリックで拡大
FP2(ドライ) ※クリックで拡大

そして、BSB スクラストンのFP1,2の結果です。
(画像はFP2でトップになったRAF Regular & Reserve Kawasakiのジェイク・ディクソンとZX-10RR)


FP1リザルト(クリックで拡大)
FP2リザルト(クリックで拡大)
Motogp、BSB共に今日は予選となっております。
果たしてロレンソは予選でも新型カウルを使用するのでしょうか!?
注目したいと思います!!

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